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中島かずき脚本ドラマ「封刃師」第4話ネタバレ有り感想。穢れ刃は無差別に憎しみに寄っていく。

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「封刃師」の第4話を観ましたー!

いやー、前回のまさかの展開からの今回。やっぱり面白かったですね。

えー! マジかよ?!っていう展開で。この残酷なまでの展開は、さすが中島かずきですね。

やっぱり、腕の良い脚本家や映画監督は性格が悪いw

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雑な作り

相変わらず、作りとしては雑なところがありますね。

冒頭、女性新聞記者が女刑事の妹のマンションを訪ねるシーンでそういうシーンがあります。

前回、この妹さんは穢れ刃に襲撃され、しかも斬られています。

しかし、女性記者が呼び鈴を鳴らすと、割と簡単にドアを開けてしまいます。

もちろん、中から覗き穴で確認したことも考えられます。しかし、チェーンを外すこともなく、誰かを確認することもしません。

女性記者の方でも、あんなことがあったのに、インターホン越しに名乗りもしません。

こういう状況になったら、普通そう簡単にはドア開けないと思うんですけどね。ちょっとここのシーンは雑だったかな、と気になってしまいました。

無差別な穢れ刃

しかし、物語自体は面白かったですねー。

女刑事が穢れ刃に、言ってみれば魅入られたのは「悪人に対する憎しみ」を持っていたからでした。

その「悪を憎む心」は、幼い頃に家に強盗が押し入って来たことによるものでした。この日以来、彼女には悪人に対する果てのない憎しみが芽生えたのです。

そしてそれは、謂わば「正義の憎しみ」と言ってもいいものかもしれません。

犯罪に対する憎しみは、悪いことではないと思います。しかし、彼女は強くなり、犯罪を暴力によって制圧する道を選びました。もちろんそれも、間違ったことではないと思います。

そして穢れ刃に魅入られた後、女刑事が狙うのは犯罪者だけでした。しかし、証拠も令状もなく、いきなり斬りかかります。

思うに、暴力とは正義の暴力であっても、そういう行き過ぎたものになってしまう危うさがあるのではないか。今回のエピソードを観て、そう思ってしまいました。

彼女には、悪を懲らしめるためなら、徹底的に痛めつけても構わない、という思想があったのかもしれません。

悪に対してなら、無制限な暴力を振るっても構わない。そういった、ある意味行き過ぎた思想があったために、穢れ刃に魅入られてしまったのかもしれません。

また、今回の話の怖いところは、そういった、謂わば「正義の憎しみ」に対してさえ、穢れ刃は近づくということです。

正義とか悪とか関係なく、憎しみに対しては無差別に穢れ刃は寄っていくのです。

そしてもっと言ってしまうと、正義とか悪とか関係なく、憎しみの心は無差別に行き過ぎた暴力を振るってしまうものなのかもしれません。

そういうことを、穢れ刃は知らしめているのかもしれません。うーん、さすが中島かずき

配役でネタバレ?

穢れ刃を作り出している輩がいる、ということが物語の中心になってきました。それは最も穢れ刃に魅入られそうもない女刑事が穢れ刃になってしまったことで決定的となります。

そして橋本じゅん手塚とおるに「穢れ刃を作る人間がいるそうですが、ご存じですか?」と問いただします。

しかし手塚とおるは「さあ?」と一言。

怪しすぎる……。

おそらく、手塚とおるだけに、黒幕は手塚とおるなのでしょうねw

役者でネタバレっていうのはありますよねw

「怒り」の森山未來なんかもそうだし、声優では石田彰中村悠一だと大体悪役。

本田博太郎は微妙すぎてどっちかわからないそうです。

あと役者で言うと、今回、刑事役のテイ龍進がイブシ銀の魅力を見せていて、実にカッコ良かったです。

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