ロド日記

azzurri日記

僕がお金を支払ってもいないものに対して言いたい放題言わせてもらおう、という割と身勝手なブログです。

2024年プロ野球開幕!!


今年もプロ野球が始まりましたねェー。まさに球春到来!

去年は阪神がすごかったですねぇ。

圧倒的な力の差でペナントをブッちぎり、日本シリーズでは、これまたブッちぎりでパ・リーグを制したオリックスとの強豪同士の名勝負。見事勝利して、実に38年振りの日本一になりました。

しっかし、去年の日本シリーズは面白かったですねぇ。毎年、こういう日本シリーズが観たいです。

そんな昨シーズンを受けて、今シーズンはどうなるか?!

我がホークス、ベイスターズはペナントを奪取できるのか、はたまたCSに進出できるのか、否か?!

 

今年も阪神オリックス

阪神は大きな戦力ダウンもない上、非常に戦力が充実していると思います。特に投手陣が盤石。先発・中継ぎ共に質も量も申し分なく、抑えには岩崎まで控えてる。もう、向かうところ敵なしですね。

打線の方も去年最高出塁率のタイトルを獲得した主砲・大山を中心に、サトテル、近本、中野、2年目森下などなど、スラッガーからスピードスターとバラエティに富んでいる上、それぞれの役割を去年はしっかりこなしたと思います。

だからもう、去年と同じようにやってりゃ、普通に「アレ」できるがな。おーん。

ただ個人的には、四球重視の野球はつまらないかなぁ。そこを評価する風潮があるけど、逆にプロ野球の危機に陥る危険性もあるように思います。

だって…、四球見たいですか?w

俺は嫌だなぁw

実際、球場にまで足を運んで観戦すると、四球めちゃくちゃつまらない。なんか、勝負がつかなかった感じだし、何より「動き」がない。

そういう観点から言うと、実は球場で観てると、三振もつまらないんですよねぇ、実は。理由はやっぱり「動き」がないから。三振よりも、内野ゴロとか外野フライの方が見てて面白かったりするんですよねぇ。

ゴロの打球だって、現地で見ると結構エゲツないですからね! それをプロのフットワークとグラブ捌きで難なくアウトにする。そっちの方が面白いんですね、見てて。

だから、四球重視の野球はつまらないかなぁ。そりゃまあ、勝てはするのかもしれないけど、そういうのはアマチュアでやってくれればいいかな。勝利至上主義の方で。

プロ野球はエンタテインメントですからね。客から金取って野球見せる、っていう仕事なわけでしょ?  で、あるならば、面白くなきゃプロじゃないです。

で、一方パ・リーグ。こちらもまた、去年と同じようにオリックスが盤石でしょうね。やっぱここも投手陣が強力すぎますから。山本抜けたところで、新人王取った山下瞬平太とか、次から次へと良いピッチャー出てくる。なんでしょう?湧き水ですか?コノヤロー。

その上、広島から西川の加入もあって、打撃陣はむしろ厚みを増したんじゃないでしょうか。もう、鬼に金棒。そりゃ強いわ。

というわけで、両リーグとも、今シーズンもまたこの2チームの独走じゃないですかね。

となると、早くも日本シリーズが楽しみですw まだシーズン始まってないぜw

福岡ソフトバンクホークス

フジモン監督の退任はねぇ、ホントに残念。まぁ、元々二年契約らしいけど、でもやっぱり、あれは実質的には解任なんだろうなー。

それにしても、成績を下げたとはいえ、二年連続でCSに出場して、特に一年目はあと一歩でリーグ優勝。二年目だって、あと一歩で三位からセカンドステージへ進出できそうだったですからね。結構な成績じゃないですか! なんで辞めさせちゃうかなぁ。

少なくとも三年はやらせるべきだったと思います。選手同様、監督も育てないといかんです。それは僕は球団の仕事のうちだと思っています。

それはそれとして、チームについてはこう思います。二年とも「あと一歩」だったんですよね。その「あと一歩」に象徴されるように、見てて、どうも勝利に対する執念が工藤監督時代に比べると希薄だったように思うんですよね。特に去年のCSファーストステージの最終戦でそれを強く感じました。

あと一歩。

この一歩が実は果てしなく大きな一歩なのかもしれません。

ま、だからと言って、監督実質解任にはまるで納得いきませんけどね。その「あと一歩」を経験したフジモン監督にしかわからないところがあると思いますので、それを生かせるのはやっぱりフジモン監督だと思うんです。そういうことも考えると、やっぱり続投させるべきだったかなー、と思います。そもそも二年契約は短すぎ。やはり三年だと思います。根拠はありません。

あとねー、去年のシーズンオフのホークスで一番納得いかないのは山川加入ですね。あれは犯罪ですよ。つーか、そもそも山川って犯罪者でしょ? 示談で済んだからって、犯した罪が消えるわけじゃない。そんな選手を取るなんて、どうかしてる。

何より、そこまでしてFAで有力選手を簡単に取っちゃうと、若手は未来が見えないと思います。弱くていいから自前で選手を育てて欲しい。招聘するなら選手ではなくコーチなんじゃないですかね。

そして今シーズン、満を持して小久保監督となりましたが、さて、どう出るか。これは、今年は戦力が整った、小久保に恥をかかせることはないだろう、ということなんでしょうかね。

で、その小久保監督なのですが、監督としてはWBCで経験済み。この時は並み居る強豪国を相手に見事ベスト4でした。第一回、第二回で連覇して、また前回優勝したからちょっと麻痺してるところはあると思うけど、参加国は各国強い国ばかりですからね。そういう猛者を相手にベスト4ってのは、なかなかですよ。

そういうこともあって、期待したくはあるし、何より、やっぱり好きな球団なので、今年も応援します!

横浜DeNAベイスターズ

去年は順位は一つ下げたものの、ホークス同様CS進出! そしてCSでは、こちらもホークス同様、1stステージで敗退w なんだか似たようなチームですねw さすが俺が好きな球団!w

しかし、三浦監督の初年度を思うと、かなりの躍進ではないでしょうか。あの当時、まさか二年連続でCSに出れるとは思わなかったです。

やはり勉強したんでしょうね。現役時代も頭脳派でならした番長らしく、監督になってもその頭脳をいかんなく発揮している、って感じでしょうか。

ただ、今年はちょっと心配ではあるんですよねー。というのも、抑えが決まっていないと思うんです。やはり康晃の復活が鍵だと思います。というより、復活して欲しい!

先発陣もまた苦しいですよね。最多奪三振の今永、サイヤング賞投手のバウアーが抜けた穴を去年最多勝の東が一人で埋めるのはあまりに苦しい。ただ、大貫が復活すれば、一筋の光が見えるかもしれません。

ただでも、去年の東はすごかった! まさかの最多勝ですよ! いやあ、スターって次から次へと出てくるもんなんですねー。いや、そうそう出て来たらどこの球団も苦労しない。やっぱ、東が救世主なんです!

打撃陣は宮崎が昨年二度目の首位打者をブッちぎりで獲得し、牧が初の打点王を獲得! さすがハマの主砲! デキすぎなくらいの活躍でした。

その一方で、キャプテン佐野がまさかの大不調…。加えてソトのロッテ移籍。まぁ、ソトはここ数年、かつての輝きを取り戻せてはいなかったのではありますが…。時代の変遷を感じてしまいます。

一方、佐野はまだまだ老け込む年齢ではないので、今年は巻き返しに期待ですね!

あと、なんと言っても渡会でしょう! もう、いきなりの大活躍! ルーキーがデビュー戦で同点スリーラン、ってヤバすぎでしょう! どんだけカリスマなんだ?! いや、これはもう、ホント、楽しみ以外ない!

というわけで、今年も横浜にはもちろん期待もしてるし、応援もするんだけど、やっぱ渡会ですかね! もう、これはしょうがないでしょう! だって、カリスマルーキーなんだもん。

あ、渡会、今日も本塁打打ったね♪


「宇宙大怪獣ギララ」は豪華で瀟洒で丁寧が仇となった!?



この間はYouTubeで「大怪獣ガメラ」が期間限定でアップされていたんですが、今回は「宇宙大怪獣ギララ」!

もちろん無料! すごい時代になりましたねぇ~。レンタルですらないという。無料ですよ! タダですよ! ダータですよ!

これも観たかった怪獣映画なので、当然の如く速攻で観てみました。

なんというか…、無駄に丁寧な作品、といった印象w

 

予告編

youtu.be

無駄に豪華

先ずはオープニングの歌ですね。今聴くとレトロお洒落感があって、良い曲だな、と思って思いました。そしたら音楽はいずみたく! いきなりの大御所! しかもEDの歌は倍賞千恵子! 大御所! 更に、後からWikiで調べたところ、作詞は永六輔! 極めつけの大御所! もう、無駄に豪華!

すごいですねー。さすが松竹! コネも金もある、といったところでしょうか。

また、劇中でもやたらパーティシーンとかがあったりしまして、こちらもなんとなくお洒落。瀟洒

それから、これはまぁ、そういう時代だったんでしょうけども、出てくるの車のデザインもね、なんというかお洒落なんですねぇ。この時代の車のデザインは良いですね。今よりも断然良い。

今のデザイン…、と言っていつぐらいからかな?もう随分前からでしょうか、とにかく昨今の来るなデザインは、なんかのっぺりしてますよね。

まぁそんな感じでですね、全体的にどことなくお洒落で、そして豪華なイメージが散りばめられていました。

あと、出演者の中に藤岡弘、がいたんですねぇ(テロップには「、」はなかったけどw)! でも、最初観た時、よくわからなかったんですね。

だから後でWikiで調べてみたら、月基地の隊員でした。その場面をもう一回見てみたら、いた。ほんの少しのチョイ役という感じだったんですけど、ゲスト出演だったのでしょうか?

まだほっそりしていて、結構なイケメンでした。細面の隊員役、といった感じで、本郷猛のような猛々しさは微塵もなかったですねぇ。この人が後々、すげえ強面っぽくなると思うと感慨深い。竹内力のようです。

丁寧なSF描写

そして、本編に入ると、しばらくはSF描写が続くのですが、これがまた丁寧。なんでもWikiによると、その当時のSFの大家の人を考証に招いたらしいです。

ここらへんのSF描写の流れなんですけど、どことなく全体的に「イカリエX-B1」を彷彿とさせました。SFの大家がアドバイザーとして入っているなら、やはり影響はあるように思うですよねー。

また、火星探索用ロケットが途中立ち寄る月基地では、月で栽培したという食材を使った豪勢な食事があったり、檜のお風呂に浸かったり、SFという箱の中に日常的な内容物を入れ込むというのも、当時としては新しかったと思います(多分)。

今では割と当り前なそういった描写なのですが、そのアンバランスな面白さもあると思うし、SFという非日常的な舞台に日常、「生活」を持ち込むことで、物語中の人物たちに実存感というか、生命感というか、そういうものを与えられる要素のようにもなると思います。

そしてそれは後の、特にSFアニメの分野に受け継がれていったのでしょう。多分にこの映画を面白がったパロディだとも思いますが、実は効果的にそういう要素を狙ったようにも思います。

豪華で丁寧が仇となった?

ただ、そんな風にして豪華に丁寧に作られてはいるものの、残念ながら全体としては微妙な感じだし、物語としては、まぁ、正直雑でありました。

先ず、序盤の丁寧なSF描写が、丁寧な分だけかえって冗長になってしまっている感じですねぇ。かなりなマニア向けである、といったところでしょうか。観ていて、なるほど、とは思うんですけどねぇ…。いかんせん、冗長。

あと、途中からあるんだかないんだか微妙な恋愛要素を入れてきて、しかもそれを最後にさも重要な感じでリーザという女性隊員の台詞にブチ込んできたり、観客はなんだか置いてけぼりだったと思います。「ギララのおかげで気づいた」というのはあまりにも取って付けたセリフではないでしょうか。

更に、物語冒頭で目指していた火星には結局行かなかったばかりか、謎の円盤の正体もわからないままだったし、その円盤とギララとの関係性も最後までわかりませんでした。

そもそも、そういった謎要素が謎のまま終わったばかりか、主人公たちは何一つ当初の目的を達成できていません。途中で起こったトラブルを何とかやり過ごした、ということに過ぎないのではないか、という印象でしたねぇ。

怪獣

で、肝心要の怪獣なのですが、ギララのデザインは良かったですねぇ。前から思っていたことなんですが、なかなか良い。

既存の怪獣像を踏襲しつつも、エキセントリックな顔のデザインが施されており、なるほど宇宙怪獣だ、と思わせます。もちろんレトロフューチャーといった感じなのですが、その感じもまた良いんですよねー。

ただ、です。怪獣シーンが良くなかった…。ギララの動きはホントに着ぐるみ着たおっさんそのものだったんですよね…。ビルの感じも、なんかもちゃちだし。とても怪獣「映画」のそれとは思えませんでした。特撮TVシリーズくらいのクォリティでしたかねぇ。

そんな感じで、割と丁寧に作っているものの、肝心なところが抜けており、力の入れどころが逆なんじゃないか、と思う映画でした。

いや、どうせなら全部に力を入れていれば、もっと評価の高い特撮映画になったんじゃないか、と思ったりもします。

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「大怪獣ガメラ」は唯一ゴジラに対抗できた怪獣映画、その序章!!



YouTubeを見てたらですね、「大怪獣ガメラ」を2週間限定で公開というサムネイルが出てきまして。

これはもう観るしかないでショオ!と、もう当然のことながら視聴しました。

そう、YouTube公開だから無料なんですよね。無料ということは、つまりタダですタダ。

すごい時代になりましたねぇ。

予告編

youtu.be

粗っぽい

ずーっと観たかった第一作ガメラなのですが、色々と噂も聞いていたのでw、期待も大きく、ぶっちゃけそうじゃない気持ちもそこそこあったり、という感じでした。

なんでも、第一作「ゴジラ」の大ヒットを受けて、大映としても急遽制作したらしいんですね。だから突貫工事だったようなのです。こういうのはすぐに作らなくちゃいけませんからね。二匹目のドジョウを狙いに行くのはショービジネスの基本中の基本です。

そんなこともあったからなんでしょうか、なんというか、すごい映画でした(正直、褒めてないですw)。

なんというかですねー、とにかく作りが粗いw 全てがぞんざいw 演技から脚本から、もう、全てw

そしてまた、なんていうか、大胆でしたねー。少々の粗は力技で押し切っちゃおう、っていう感じだったんでしょうか。とにかく大胆さを感じました。

映画というよりはTVっぽい感じがしましたね。雑な「ウルトラQ」といった印象でした。

こりゃ突貫工事だわ、っていう感じでした(^^;;

ゴジラが当たった、この怪獣の波に乗り遅れてはいけないと、とにかく早く作ることが最優先されたのではないか、と推測されます。

『子ども』という発明

ただ、孤独な子供と異形のもの、というコンセプトは悪くはなく、上手く作ればETみたいにできたのではないか、と思わせました。でも、それをことごとく逃している感じですかねぇ。

例えば、ラストシーンで火星へと送られるガメラを皆が「良かった良かった」と笑顔で見送るんですけど、そんな中、唯一人少年のみが無表情で見送っている、っていう風に作っていれば、ETっぽくできたかもしれないかなぁ、と。つーか、まんまETなんですけどね。ETよりも30年早く、そんな演出していれば、なかなかの名作になったのではないか、と。逆に言うと、やっぱ「ET」って凄かったんだな、と。

しかしまた、どういう意図で子供を出したのかはわからないのですが、後の昭和ガメラシリーズの骨子となる「ガメラは子供の味方」というコンセプトに繋がったのは非常に大きいと思います。

この時点で、ゴジラになくてガメラにある要素って、やはりこの「子ども」だと思うんですよ。そしてこの「子ども」という流れは後の怪獣ブームを牽引した子どもたちに、多分強く指示されたと思うんですよね。

子どもは子供向けに作られたものはあんまり好きじゃない、とは言われますが、やはりある程度子どもに寄り沿ったものを作ると、やっぱりウケると思うんですね。そう言った意味ではこの「子どもの発見」というのは大きなエポックメイキングだったと思います。実際、ゴジラも後に「そっち方面」に大きく舵を切っていきますからね。

そもそも、ゴジラってホラー映画、昔で言う恐怖映画的に作られたらしいんですよね。なんせ宮崎駿が子どもの頃初めてゴジラ観た時、すげえ怖かったらしいですから。映画館で観た時、大の大人たちがみんな怖がってて、それ見て、「あ、やっぱり怖い映画なんだ」って思ったらしく、それくらいゴジラって怖い映画だったらしいんですよ。

その、本来は怖い怪獣映画に子どもの要素を入れ込んだ、ってのは、ある意味先見の明があったのではないか、と思います。

その後各映画会社によって乱発される怪獣映画の中で唯一、ゴジラにタメを張れたのがガメラだったことを思うと、やはりこの「発見」が大きかったんだと思います。

特撮シーンは結構良い

そんな感じで粗っぽい作りではあったんですが、ただ特撮シーンが結構頑張ってるなぁ、という印象を受けました。

先ず、ガメラがなかなか良かったですね。全体的にヌメッと濡れている感じが生物感出てるし、白黒画面とも相まって、ガメラをただのデカい亀ではなく、非常に不気味に映せていると思います。

なんというか、後の昭和ガメラもそうなんですが、大映の怪獣は生々しいんですよねー。どこかで読んだんだけど、大映の怪獣は生物感がある、って書いてあって、なるほど、って思いましたもん。

それから、合成を使ったりして、群衆とガメラを同時に映してたりして、この合成技術って当時としてはなかなかのものだったように思いますが、どうでしょう? 詳しくはわかりませんが。

あと、ミニチュアのセットとかもかなり細かく作り込まれていたと思いますし、ガメラの動きも良かったと思います。

そんな風に、特撮シーンが良かったり、「子どもと怪獣」という概念を打ちだしたり、後に「ゴジラ」に対抗できた唯一の怪獣映画であることを予感させる要素のある、「序章」といった作品だったように思います。

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最大の恐竜はホントにそんなデカいんか?


史上最大の恐竜と言えば、アルゼンティノサウルスですが、その大きさなんと、一番大きな見積もりで45メートル! 身長50メートルの昭和ゴジラとほぼ変わりありません。いやデカいですねぇ。

しかし、よくよく調べてみるとこのアルゼンティノサウルス、発見されたのは一部の骨でしかないそうです。だから、その全体像は、その一部の骨と似ている、既存の化石をあてはめて、こんなだったんじゃねー?という形を当てはめているのだそうです。

だから、エキセントリックな形をしていたら、そこまで大きくないかもしれません。

ちなみにフタロンコサウルスというのがいて、この恐竜がこのクラスの竜脚類では「二番目に完全な骨格が発掘された」恐竜だそうです。その割合、実に70パーセント! これは信ぴょう性があります。しかも最大見積もり35メートル! これまたデカい! しかし、足と尻尾の化石は発掘されていないそう。これまた、めちゃ短足だったり、めちゃ尻尾が短かったりしたら、やはりそんなデカくはないという可能性もあります。

じゃあ、「一番目に完全な骨格が発掘された」恐竜はなんなのか?と。ネットで調べたところ、残念ながら見つかりませんでした。確かブラキオサウルスだったと思うんですよねー。僕がガキの頃は最重量恐竜だったと思います。ちなみに最長はディプロドクス。

一方、史上最大の肉食恐竜は長らくティラノサウルスだったのですが、スピノサウルスがそれに取って代わって、「ジュラシック・パーク3」では主役交代してしまいました。

しかし、その当時は全身骨格は発掘されておらず、これまた予想の姿でしかなかったわけです。

最近の研究、発掘の成果もあって、スピノサウルスの「本当の」姿が、その当時よりも明らかになるつつあるのですが、どうもほぼほぼ四足歩行だったらしいです。となると、当然体高もそれまで考えられていたものよりも低くなりまる。

そうなると、確かに「長さ」ではティラノサウルスよりも長くはあるのですが、「高さ」の要素も加味しますと、「最大」というのはちょっと微妙な感じ。少なくとも、映画のあの感じにはならないそうです。

ティラノサウルスは二足歩行なので、高さはスピノサウルスよりも出るらしいです。すると、高さのあるティラノサウルスが上からガブリ!とやる姿が容易に想像できてしまいます。

そうやって色々調べていくと、なんか、実質的には「史上最大」は塗り替えられていないような気もします。

だから、実際は今でもなんとなくブラキオサウルスが最大の恐竜で、なんとなくティラノサウルスが最大の肉食恐竜のような気がしてしまいます。

俺の推しは?


以前にですね、推しと恋愛対象は違う、という話になりまして。

まぁ、推しと一口に言いましても、完全に手の届かない芸能人もいれば、一緒に飲みに行けるコスプレイヤーの方もいる。ハードルはまちまちですが、推しである、という一点においては変わらないのかと。

で、その「推し」だからといって、別に好きなタイプではないし、ましてや恋愛の対象でない場合も多々ある、ということなんですけども。

なるほどなぁ、と思います。

多分、この「推し」というのは、さっき言ったみたいに、会える会えないのハードルの高低はあるものの、その人の存在価値として「雲の上の存在」なのだと思います。

人間、好きすぎて、あまりにも神聖化しすぎると、かえってそういう「欲」の対象からは外してしまうんでしょうね。

だから、この「推し」の対象になるのは「恋愛の対象になる人」とは全然違ったりするんでしょうね。

女の子でも、同性のアイドルを推しにしている人も多いと思います。多分多くの場合、そこには恋愛感情はやっぱりないと思います。

だからまぁ、いずれにしても、「推し」と恋愛対象が被る、ということは実はそう多いことではないのかもしれません。

翻って、俺の推しは誰なのかと?

よくよく考えれば「推し」と言えるような対象いねぇなぁ。

好きな芸能人とか、スポーツ選手とかはもちろんいますよ。でも「推し」っていうのとは、ちょっと違う感じがするんですよねぇ。

好きなグループもいるけど、特定の誰が好きってわけではなく(今の言葉で言うと「箱推し」ってやつでしょうか)、ソロの人に対して、思い入れはあるものの、「推し」という言葉から抱く特別な感情というものは、ぶっちゃけ、ない。そう考えると、若干寂しいような気もしますが(^^;;

よく周りの「推し」という言葉の使い方を見てみると、どうも単なる「ファン」というのともまたちょっと違う気がする。やはりそこには特別な感情が介在しているような気がします。

「推し」ってやっぱり新しい「概念」で、昔は存在しなかったものなのでしょう。だから、ずっと「ファン」でいた僕には推しはいないのかもなぁ。そう考えると、やっぱり少し寂しいな(笑)