以前にですね、推しと恋愛対象は違う、という話になりまして。
まぁ、推しと一口に言いましても、完全に手の届かない芸能人もいれば、一緒に飲みに行けるコスプレイヤーの方もいる。ハードルはまちまちですが、推しである、という一点においては変わらないのかと。
で、その「推し」だからといって、別に好きなタイプではないし、ましてや恋愛の対象でない場合も多々ある、ということなんですけども。
なるほどなぁ、と思います。
多分、この「推し」というのは、さっき言ったみたいに、会える会えないのハードルの高低はあるものの、その人の存在価値として「雲の上の存在」なのだと思います。
人間、好きすぎて、あまりにも神聖化しすぎると、かえってそういう「欲」の対象からは外してしまうんでしょうね。
だから、この「推し」の対象になるのは「恋愛の対象になる人」とは全然違ったりするんでしょうね。
女の子でも、同性のアイドルを推しにしている人も多いと思います。多分多くの場合、そこには恋愛感情はやっぱりないと思います。
だからまぁ、いずれにしても、「推し」と恋愛対象が被る、ということは実はそう多いことではないのかもしれません。
翻って、俺の推しは誰なのかと?
よくよく考えれば「推し」と言えるような対象いねぇなぁ。
好きな芸能人とか、スポーツ選手とかはもちろんいますよ。でも「推し」っていうのとは、ちょっと違う感じがするんですよねぇ。
好きなグループもいるけど、特定の誰が好きってわけではなく(今の言葉で言うと「箱推し」ってやつでしょうか)、ソロの人に対して、思い入れはあるものの、「推し」という言葉から抱く特別な感情というものは、ぶっちゃけ、ない。そう考えると、若干寂しいような気もしますが(^^;;
よく周りの「推し」という言葉の使い方を見てみると、どうも単なる「ファン」というのともまたちょっと違う気がする。やはりそこには特別な感情が介在しているような気がします。
「推し」ってやっぱり新しい「概念」で、昔は存在しなかったものなのでしょう。だから、ずっと「ファン」でいた僕には推しはいないのかもなぁ。そう考えると、やっぱり少し寂しいな(笑)