ロド日記

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僕がお金を支払ってもいないものに対して言いたい放題言わせてもらおう、という割と身勝手なブログです。

「SPYxFAMILY」第一話~三話ネタバレ有り感想。2022年春アニメの覇権アニメ!?


春のアニメが始まりましたが、やっぱ「SPYxFAMILY」が一番面白いかもしれませんね。

スパイの妻が殺し屋で、娘がエスパーという、すごい家族!

しかも、スパイの夫と殺し屋の妻はそれぞれの正体がわからず、娘はエスパーだから二人の正体を知っている、という、いわば子供という一番弱い立場の人間が事態を一番把握してる、っていうのもミソ。

更に、この三人、全員血が繋がっていない他人同士というのがまたスリリング。

19世紀の西洋的世界観もレトロな感じですごく良いし、OPとEDも豪華だし(それにオシャレだし)、やっぱこのアニメが今季の覇権アニメになるんでしょうかね。

第一話感想

もう、スパイが任務のために急っそいで子供作るってだけでも楽しいのに、その子供がよりによってエスパーってのがまたw

どんだけ盛り込むんだw

もう、スパイの考えが全部筒抜け。

それで、大体こういう場合、この子供は頭が良い秀才的な奴なんだけど、割とアホの子なんですよね。それがまたかえって面白い。

でもこのスパイ、最初はこの子のことを割と疎ましく思っていて、どーすっかなー、って感じだったんですけど、この子が誘拐されちゃった時に(自業自得)「子供が泣かないで済む世界を作る」という大志をもってスパイになったことがわかるんですね。

このスパイ、子供の頃は相当苦労したそうで、それが原体験となって、スパイを志したんだそう。

そういう動機もこの主人公のスパイに感情移入できる大きな要素ですよね。そこをちゃんと抑えているところが上手い。

でも、最初はその大志を忘れちゃっていて…(それはそれで問題だが)。

疎ましく思っていたはずの子供を最終的には受け入れていく、というのがベタながらやはり上手いし面白い。

そして次回は母親が必要になってくる。それも受験のための三者面談という極めて俗世間的な理由なのも良いですねー。

主役のスパイの超優秀な感じも、子供に振り回されるギャップの、良いスパイスとなっていて、全てに渡って面白さのツボがよく抑えられている感じ。

第二話感想

今回は「母親役」の人が見つかる、という回。これで一旦家族は勢揃い。しかしその母親は殺し屋である。スパイの娘が超能力者で、妻が殺し屋。すごい話ですねー。

やっぱり、娘がエスパーってのが何より効いてますね。父と母の心の内を全部知ってるというのがポイント。その上で何も言わず、ある意味自分の「楽しい」という欲望に忠実に生きてるのが実は小悪魔的。

また、仕立て屋前のガラスに父と母が会話してる時、ガラスに二人が映っている、ってのが芸が細かい。二人とも嘘をついている、その二重性を表しているんでしょうね。

そしてまた、この殺し屋のキャラが良い! 女性殺し屋というと、大体において、ツンケンしている、我が強い、何でもできちゃうしっかり者、というのがパターンな気がしますが、この母はどちらかというと天然で、非常におっとりとした性格なんですね。

そのギャップ性もまた良いんですよねー。しかも、年の離れた弟のため、というのがほとんどの彼女の行動原理。そういった「やさしさ」みたいなものも持っているのが、感情移入できる大きなポイントです。

しかも、世を忍ぶ仮の姿のOLの時は同僚のいじめらしきものに遭っているというのも、視聴者の同情を引くポイントではないでしょうか。

また、スパイを気に入った時の演出も良いんですよねー。スパイや殺し屋というと、エンタメ的には派手なイメージがあるけど、実は人知れず国のために汚れ仕事をするという、実に日の目を見ない仕事なんですよね。

その、縁の下の力持ち的な側面をスパイは評価し(母は夫がスパイであることを知らないので、「一般の人」に誉められたと思っている)、そのことで、自分のやってきたことは間違いじゃない、と気づけたのかもしれません。

初めて自分の人生を肯定してくれた人が、このスパイだったのだと思います。まぁ、殺し屋が是か非かといったら、それはまた別の話なんですけども。

また、結婚指輪代わりに手榴弾のピンを指にはめる演出も「らしく」て良いですねー。粋と言うには怖すぎですがw

第三話感想

家族が揃い、今回からが本格的にシチュエーションコメディがスタート、といったところ。もちろん、正確に言うとシチュエーションコメディではないんですけど、どことなくアメリカのシチュエーションコメディ的な雰囲気があると思うんですよね。

で、多分、この家族のツッコミ役がスパイなのでしょう。他の二人はそれぞれに世間とズレまくっていて面白い。

名門小学校の面接試験のため、そんなズレてる二人に情操教育を施そうとスパイはするのですが、やはり今ひとつズレてるし、うまくいかない。

そんな中、妻役の殺し屋がひったくりに遭ったお婆さんを助けようとします。スパイ、そしてエスパーも協力。無事、最後はひったくりを捕まえます。

最後にお婆さんは手を取ってスパイに感謝の意を示します。スパイは、思い返せば、陰に生きるため、どんなに困難な任務を成功させても人から感謝されることのない人生でした。そんなスパイが、多分、初めて感謝され、少し、感動してしまったようです。

夫役のスパイが母役の殺し屋に向かって「良い気分転換になった」と微笑んだセリフは、半分嘘で半分本心という、実に絶妙なダブルミーニングでした。

嘘は、偽の夫としてのセリフ。

本心は、感謝されたことに感動したこと。

文字通り、陰の生活から束の間表に出た、そして感謝された、人として心が洗われた、という点では本心だけど、そんなことは家族の前では言えない。だから、単に休日を楽しんだ、という意味で本心を隠した。そんな粋なセリフであったと思います。

 

2022年プロ野球開幕!!

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今日から開幕ですね! プロ野球

いよいよ球春当来ということで、今年も楽しみです!

僕はホークスとベイスターズのファンなのですが、まぁ、両チームとも今年も厳しいかなぁー(^^;;

でも、全力応援です!

夢は両リーグ覇者としての日本シリーズ対決!

負けるな!藤本監督

まずはホークスからですね。パ・リーグ派なものでw

残念ながら名将・工藤監督は昨年で退いてしまいました。優勝を逃し、CSにも行けなかった責任を取る形なので、勇退とも言えず。球団は続投要請したらしいのですが、なんとも寂しい幕引きとなってしまいました。

で、今年からは去年ヘッドコーチだった小久保氏が監督を引き継ぐのだとばかり思っていたのですが、まさかの藤本監督。

これは完全に邪推なんですけど、小久保に恥をかかせるわけにはいかない、ってことなんでしょうかね?

ハッキリ言って、オフにろくな補強もできず、世代交代に完全に失敗したホークスに、向こう数年は勝てる要素はないと思います。

そこに生え抜きのスター・小久保を監督にすることはできない、といったところでしょう。

じゃあどうするか。藤本、おまえ踊ってくれ、というわけなのではないでしょうか。

だってそうでしょう? 普通に考えて、球団生え抜きで、スターで、WBCの監督までやって、去年は満を持してヘッドコーチですよ。

もう工藤はそろそろ代えますよ、って雰囲気バキバキに出してたぢゃないですか。

それなのに急に藤本氏を呼ぶ。なんか変ですよね?

なんかもう、仕方がないと言えば仕方がないかもしれませんが、なんかこう、モヤモヤが止まらない。

しかし、藤本氏は二軍や三軍の監督・コーチを歴任。去年は二軍監督でした。更には柳田や中村晃などの今や主力打者を育て上げています。

だから選手との信頼関係も厚く、むしろ期待できるのでは…、と思うかもしれませんが、むしろ逆だと思います。

僕はこの信頼関係が仇となりそうな気がします。

監督って、どうも自己中心的で性格悪いくらいじゃないと勝てないらしいんですよね。

翻って藤本監督って、どうも人良さそう。しかも選手との信頼関係は厚そうなので、非情に徹しきれないのでは…と思ってしまいます。

しかし、だからこそ、今年は全力応援です。めちゃめちゃ応援します、藤本監督! 僕なんかが応援しても1ミリも役に立たないけど、それを重々わかった上で応援します! 全力で!

藤本監督、頑張ってください!

勝ち運のある人

でも、やっぱり優勝は無理だと思います。ましてや、日本一は無理でしょう。

なぜなら、内川がいないから。

やっぱ、勝ち運ってあると思うんですよね。思えば、この人が来てからCS突破することができるようになりました。

一頃は本当にホークスは呪いにかかっていましたからね。何の呪いかはわからんのですが、とにかく本当にCSの呪いにかかってました。

しかし、その呪いを打ち破ってくれたのが内川でした。

移籍一年目で史上二人目の両リーグ首位打者を達成し、プレーオフでも大活躍。日本シリーズMVPにもなったことがあります。

もう、本当に功労者でした。

でも一昨年、まさかの放出…。

間違いだろォ、これぇ!

これだけの功労者を手放すなんて…。

そして去年はどうだったか。内川が移籍してきたスワローズは見事日本一。それに引き換えホークスは無残にもCSにすら残れず。

これは間違いなく、勝ち運を持った内川という男がもたらしたものです。この符合は偶然では片付けられないと思います。

じゃなきゃ、それまで四連覇していた球団がAクラスにすら入れず、内川が来る前は最下位だった球団が日本一になるなんて考えられない。

僕にはホークスが自ら勝ち運を捨てたようにしか見えなかった。

だから、そんな勝ち運を捨てたホークスはしばらく優勝できないです。

それに、あれだけの功労者ですらこうも冷たくお払い箱になる、という未来を若い選手は見てしまったわけです。そんなチームに未来があるとは思えません。

2年目の番長!

さて、ベイスターズです。いや、去年はヒドかったですねw 暗黒時代に戻ってしまいました。

一昨年は4位で、一応優勝戦線にもギリギリ踏みとどまり、終盤はCS争いはしたんですよね。

それが翌年、ブッちぎりの最下位…(^^;;

やはりラミレスは良い監督だった。僕はラミレス代えるの反対だったんですけどね。いちファンとして。

でもまぁ仕方がない。番長頑張れ!っと思ったらまあ、あの体たらく。

開幕して直後ですかね。不思議継投が続いた後のインタビューで、なぜ打たれた投手を連投させたか、についての一言がド肝を抜きましたよね。

「一生懸命練習してたから」

どこの小学校のチーム預かってんですかあ?監督ゥ?!

これ、プロの野球なんですよ。そんな甘っちょろい考えではやっていけないんですよ。

多分、三浦監督は小学生のチームを預かるには最高の監督なんだと思います。逆に小学生なのに、教育の一環なのに勝利至上主義のダメ指導者が多いらしいですからね。そこへ「一生懸命練習してる子を使う」という監督が現れたら、それは素晴らしい教育になると思います。

でも、これプロなんです。勝たなきゃいけないんです。打たれたピッチャーを何度も使うのは許されないことなんです。

そこらへんを三浦監督はわかっていなかった。

ただ、まだ一年生監督。

僕は監督を育てるのは球団だと思っています。一年目結果出せないからといってすぐに代えちゃうパターンを昨今よく見ますが、それでは成長しないと思います。

監督だって成長していくものだと思いますからね。だから、少なくとも3年は我慢して使う覚悟が球団には必要だと思います。

というわけで2年目。色々言いましたが、なんとか番長には頑張って欲しいと思います。そして、その萌芽が、去年のシーズン終盤に見られたようにも思います。

色々言ったけど、全力応援することには変わらず。三浦監督、頑張ってください!

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「錆喰いビスコ」の第4話ネタバレ有り感想。時系列の構成下手クソ過ぎ!!

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「錆喰いビスコ」の第4話を観ましたー。

んー、まあ、ぶっちゃけ、今回はそれほど大きな動きもなかったかなー、といった感じですかねー。

本格的に旅にも出ることになったし、改めて人物紹介の再整備、といったところでしょうか。

それと、やっぱり構成ヒドいですねw

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またしても、わかりにくい構成

冒頭を観た時、正直「あっれー?」って思いましたw

確か前回のラストは日光東照宮(でいいと思う)が動き出したシーンから始まったよなぁ、と思ったんですが、田んぼのあぜ道でミロが「おーい」とか言ってビスコを追いかけるという、なかなかにして牧歌的なスタート。

どういうことか?と。

やべえ一話飛ばしたか?!と本気で思いました。だからチェックしてみたんですけど、大丈夫、間違っちゃいない。前回観たのは3話だ。

どうやらまたしてもやらかしたくさいと気づいたのはラストで日光東照宮(でいいと思う)が出てきてからでした(俺もいい加減鈍いね)。

またしても、時系列をいじくってわかりにくくしやがりましたw

しかも今回は、前回のラストから一話またいでの時間さかのぼり。

これはないわーw

前回のクライマックスは今回は最後に持ってきてました。何だそれ?w 二話連続で同じクライマックスかよw ふざけんなよw

ちなみにこの回は、忌浜市から脱出した直後からの描写だったらしく、最初はなぜ昼間なのか(前回のラストは夜でした)、なぜあぜ道を歩いているのか、戸惑いましたよ、そりゃあ。

その戸惑いは最後に日光東照宮(でいいと思う)が出てくるまで解消されず。やはり時系列的な演出面では問題アリと見るべきでしょう。

そこらへんの演出がむちゃくちゃ下手ですね、このアニメのスタッフ。

主役二人の意外な魅力

話の大まかな流れとしては、主役二人のギャップ的魅力をクローズアップ、って感じでしょうか。

考えなしの脳筋かと思われたビスコが、意外とビスコなりの計画に従って行動していること。

都会育ちのオボッチャマ気質満載か、と思われたミロが、なかなかにして泥臭いまでの根性持ちだったこと。

そういった、キャラの意外性というか、そういうギャップ的魅力がわかる回でしたね。それぞれに対照的な魅力を持っているよ、という紹介。

やはりこれから本格的にこの二人がタッグを組んでいくわけで、この二人の相性というか、魅力をここでちょっとジャブ的に紹介する必要はあると思います。

まぁ、あまり意外でもなかったですがw

ピンクの髪の女の子

また、ピンクの髪の女の子が突然脈絡もなく登場。やはり忌浜での過酷労働を嫌がって逃げ出してきたのでしょう。

それにしても、よく検問を突破できたものですね。なかなかにしてやる女かもしれません。

また、忌浜県知事がこの子の胃の中に変な虫を棲まわせ、奴隷としていたことが判明。いや、やっぱ、あの知事は真っ黒っでしたね。やることが非情にして非道極まりない。

そんな苦しんでいるピンクの子を何の躊躇もなくミロが助けます。こういったところがミロのブレない魅力ですよね。カッコよす。

で、その助け方がなかなかにしてアレな感じで。直接口づけして、中から虫を咬んで引きずり出す、というもの。ディザー映像にもあったあれです。エロいか?と思いきやキモいという、アレですね。

そして、この子は助けられたこともあってか、ミロのことを非常に気に入ってしまいます。一方、ビスコに対しては前回あれだけボコボコにされたのに、やけに強気。そして嫌い。

ただちょっとねー、ビスコに対するここら辺の気持ちの持っていき方はちょっと無理があるように思ったのは僕だけでしょうか。単純に怖くないのかなー、って。それに、ちょっと豹変しすぎ感もある。

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中島かずき脚本ドラマ「封刃師」第4話ネタバレ有り感想。穢れ刃は無差別に憎しみに寄っていく。

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「封刃師」の第4話を観ましたー!

いやー、前回のまさかの展開からの今回。やっぱり面白かったですね。

えー! マジかよ?!っていう展開で。この残酷なまでの展開は、さすが中島かずきですね。

やっぱり、腕の良い脚本家や映画監督は性格が悪いw

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雑な作り

相変わらず、作りとしては雑なところがありますね。

冒頭、女性新聞記者が女刑事の妹のマンションを訪ねるシーンでそういうシーンがあります。

前回、この妹さんは穢れ刃に襲撃され、しかも斬られています。

しかし、女性記者が呼び鈴を鳴らすと、割と簡単にドアを開けてしまいます。

もちろん、中から覗き穴で確認したことも考えられます。しかし、チェーンを外すこともなく、誰かを確認することもしません。

女性記者の方でも、あんなことがあったのに、インターホン越しに名乗りもしません。

こういう状況になったら、普通そう簡単にはドア開けないと思うんですけどね。ちょっとここのシーンは雑だったかな、と気になってしまいました。

無差別な穢れ刃

しかし、物語自体は面白かったですねー。

女刑事が穢れ刃に、言ってみれば魅入られたのは「悪人に対する憎しみ」を持っていたからでした。

その「悪を憎む心」は、幼い頃に家に強盗が押し入って来たことによるものでした。この日以来、彼女には悪人に対する果てのない憎しみが芽生えたのです。

そしてそれは、謂わば「正義の憎しみ」と言ってもいいものかもしれません。

犯罪に対する憎しみは、悪いことではないと思います。しかし、彼女は強くなり、犯罪を暴力によって制圧する道を選びました。もちろんそれも、間違ったことではないと思います。

そして穢れ刃に魅入られた後、女刑事が狙うのは犯罪者だけでした。しかし、証拠も令状もなく、いきなり斬りかかります。

思うに、暴力とは正義の暴力であっても、そういう行き過ぎたものになってしまう危うさがあるのではないか。今回のエピソードを観て、そう思ってしまいました。

彼女には、悪を懲らしめるためなら、徹底的に痛めつけても構わない、という思想があったのかもしれません。

悪に対してなら、無制限な暴力を振るっても構わない。そういった、ある意味行き過ぎた思想があったために、穢れ刃に魅入られてしまったのかもしれません。

また、今回の話の怖いところは、そういった、謂わば「正義の憎しみ」に対してさえ、穢れ刃は近づくということです。

正義とか悪とか関係なく、憎しみに対しては無差別に穢れ刃は寄っていくのです。

そしてもっと言ってしまうと、正義とか悪とか関係なく、憎しみの心は無差別に行き過ぎた暴力を振るってしまうものなのかもしれません。

そういうことを、穢れ刃は知らしめているのかもしれません。うーん、さすが中島かずき

配役でネタバレ?

穢れ刃を作り出している輩がいる、ということが物語の中心になってきました。それは最も穢れ刃に魅入られそうもない女刑事が穢れ刃になってしまったことで決定的となります。

そして橋本じゅん手塚とおるに「穢れ刃を作る人間がいるそうですが、ご存じですか?」と問いただします。

しかし手塚とおるは「さあ?」と一言。

怪しすぎる……。

おそらく、手塚とおるだけに、黒幕は手塚とおるなのでしょうねw

役者でネタバレっていうのはありますよねw

「怒り」の森山未來なんかもそうだし、声優では石田彰中村悠一だと大体悪役。

本田博太郎は微妙すぎてどっちかわからないそうです。

あと役者で言うと、今回、刑事役のテイ龍進がイブシ銀の魅力を見せていて、実にカッコ良かったです。

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TVアニメ「錆喰いビスコ」第3話ネタバレ有り感想。スピード感ある演出!!

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「錆喰いビスコ」の第3話を観ましたー。

今回は、ひとつターニングポイントとなる回だったと思います。

なるほど、そう来たかー!という展開が早くもやってきて、なかなかスピーディーですね。

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真実

前回までは、キノコの出す胞子が人を錆びさせる、という世界観でした。

そんなところに、所かまわずキノコを生やしまくってるビスコが登場しても、もう忌浜県は大パニック!ということでした。

しかし! 実はそのキノコこそが錆を吸収し、養分としている、つまり人が錆びる病を防ぐという事実が判明します。

全然逆じゃん!

この展開にはビビった。いや、鋭い人なら先を読んで気づいていたのかもしれませんが(だって主役ビスコですからね)、僕は気づきませんでしたコノヤロー。

このね、今までと真逆を行く、作品世界の本当の真実が、いいですよね、この展開。上手い具合にミスリードされました。

そういう風に誤解されてしまった理由としては、錆びがあるところにキノコは自生するので(まぁ、キノコにしてみればエネルギー源ですからね)、この二つは関係がある、と結び付けられてしまったらしいのです。

つまり、逆に解釈されてしまったんですね。不幸な誤解ではあります。錆びを治すはずのキノコが犯人扱いされてしまっているわけですからね。

スピード感のある演出

で、このことの説明なんですけど、ビスコがミロの姉に、ジャビがミロに、というカットバックで見せていて、これが良かったですね。

前回は時系列を複雑にすることにより、「どう?かっこいいでしょ?」ということを狙って見事にハズしましたが、今回は大成功と言っていいのではないでしょうか。

とかく退屈になりがちな説明シーンをスピード感を交えて描けていると思います。

しかも、ここの説明、めちゃくちゃ大事ですからね。今までの事の成り行き(キノコによって人が錆びる)を説明しつつ、実はそれが間違っていた、という衝撃展開。そこをちゃんと説明している。しかも、アクションを混ぜつつ、退屈しないように。

これ、良かったと思うんですよねー。

対照的で仲良し姉弟

そして、賢いミロは納得し(半ば予想もしていた)、脳筋でマッチョな姉ちゃんは全く聞く耳持たないのが面白い。

本当に姉弟か?w

そう、カットバックを使った説明も、ちゃんとビスコ側とミロ側で分けられている。

しかも、これからタッグを組むビスコ・ミロではなく、ビスコ・ねーちゃん組とジャビ・ミロ組という風に、対角線にひねっている。そこもまた良かったと思います。

しかし、ホント対照的ですよね、この姉弟

でも、対照的でありながら、もう、ホンット愛し合っていて、心の底で繋がっているのがわかりましたよね。

ちょいちょい、そういう描写を挟んでくる。上手いなー、と。見ていて感情移入もできたし。

思考停止社会

でも、ビスコの話を全く受け入れてくれないのは、ミロのねーちゃんだけではありませんでした。群馬県の門番もビスコの話を聞き入れてくれないんですよね。

つまりは、この世界全体がキノコ守りの話を聞いてくれない。

ジャビの話では、「キノコ守りにもひどい輩がいる」というのも原因の一つらしいのですが(一つ、伏線が張られましたね)、それだけではないようにも思えます。

それほどまでに「常識」に凝り固まっていて、思考停止状態に人々はなっているということもあると思うんです。

常識をひとつ疑ってみて、本当にその常識は真実なのだろうか、という態度は実は殊の外大事なものだと思います。

聡明なミロはそれを既にやっていたんですよね。だから、ジャビから話を聞いた時「やっぱり」という反応が出てくる。

でも、ほとんどの人はできていない。そんな社会が描かれています。ちょっと、怖いですね。

もちろん、それほどまでに錆の脅威がひどいとも言えるのですが…。

陰謀論

でも、ですねー、この「キノコのせいで錆びる」という根も葉もない噂を広まったのは、事実と逆に解釈された、というのではちょっと弱い気がするんですね。

それだけじゃないんじゃないだろうか、と。

つまり、そういう風に逆に解釈させる、何か変な力が働いたのではないか、と。

例えば、津田健次郎演じる県知事がそうやって情報操作をしたのではないか、とか。

そうすることによって、何やら莫大な利益を得られる、とか。

そういう陰謀論めいた話に繋がっていくと、更に面白いような気がするのですが、どうでしょう?

次回から本編?!

そしてラストはビスコとミロが旅に出て、以下次回!となるわけですが、多分、今までのところが、この作品の大まかな説明部分だったんでしょうね。

主役、そしてそのバディの顔見世、二人の目的、世界観、ここで起こっている問題などなど。

それらのことが、大体語られたかな、と。

だから、次回からいよいよ本編スタート、といったところなのではないでしょうか。

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