「錆喰いビスコ」第2話を観たんですけどもね。
僕はまぁ、楽しめはしたんですけど、ちょっと見にくかったというか、わかりにくかったかなーw
でもね、世界観とかは、相変わらず、ごった煮感というか、色んな意味で混沌とした感じがすごく好きだし、さすがの作りだなぁ、と思います。
凝った演出が混乱を呼ぶ
時系列があっちへ行ったりこっちへ行ったりして、まーとにかくわかりにくかったですねw
わかりにくいだけならまだしも(ダメだけど)、テンポが削がれていたのが最悪でしたね。
それほど複雑な展開ではないので、理解が追いつかないということはなかったのですが、それにしてもややこしい。
これは前回、第一話の段階でも「あれ? 関所はどうやって突破したのかな? すんなり行けたのかな?」とか、疑問に思うこともあったのですが、やはりその疑問は正しかったw 説明してなかったんですね。
でも、ここは端折っちゃいけなかったんじゃないかな。なぜビスコがパンダ先生のところへ強盗同然にして押しかけてきたのか、その重要な動機の部分ですから。
他にも色々と、時系列がぐっちゃぐちゃで、もう、ホントわかりにくかった。
まぁ、最終的には「あ、そういうことか」と納得はできたんですけど、そんなこともあって、ちょっと乗り切れなかったかなー、というきらいは、残念ながらありました。
ざっくり多分こんな感じだった
今回のストーリーは多分こんな感じだったと思います。
ビスコ「たち」(ビスコだけじゃなかった)が群馬の関所で案の定捕まりそうになったので、そこを強引に抜けます。
ビスコのデカい持ち物はなんと巨大蟹。そしてジャビという名の爺さんの連れまでいる。巨大蟹を車(戦車?w)代わりにして検問を突破しようと試みます。
これに対し、群馬検問所は「カバ」で応戦します。すごいな。
なんとか県境を越え、夜、野宿しているところを、今度はピンクの髪の女が乗る「未来少年コナン」に出てくるギガントみたいな「カタツムリ」の急襲を受け、ジャビが深手を負ってしまいます。
ちなみにジャビも「錆び」に侵されています。
この時傷ついたジャビを助けるために、ビスコはミロ(パンダ先生)のところに来た、というわけでした。うーん、わかりにくかったw
この世界
この世界では巨大な動物を主に乗り物として使役しているようです。
カバ、巨大イグアナ、巨大蟹、そして巨大カタツムリ(気持ち悪い)などなど。
この巨大生物がわんさか出てくる感じは、怪獣好きとしては(ちょっと違うけど)たまらんですね。なんつっても、イグアナカッコいい。
そして、カバの凶暴さ、強さに注目しているのも良いですね。カバって、どこかおっとりしたイメージでとらえられていますが、実はめちゃ強くて怖くて乱暴者ですからね。
カバの怪獣的なところに着目したのはナイスアイデアだと思います。
そして忌浜県内では、自警団と知事(声:津田健次郎)の使節団が町の警護に当たっているらしいのですが、どうもこの二つで派閥争いをしている模様。仲悪そうです。
また、ビスコと爺さんは「キノコ守り」であるらしい。だからビスコは矢を射ると巨大キノコがバカスカ生えてくるのですね(ざっくり理解)。
更にこのビスコ、とんでもないスーパーマン的パワーの持ち主のようです。
先ず、ジャンプ力が半端ない。ハイジャンでオリンピック出たら、間違いなく金です。
また、矢の威力が凄まじい。ギガントを一撃で撃ち落としますからね。アーラシュかと思いました。
あとですねー、個人的には、ことあるごとにタイレル社ビル(多分県庁)が映るのが良いですねw