交流戦も終わり、オールスターもそろそろですね。
2022年のプロ野球も大体折り返し地点というところでしょうか。
そしてまた、秋山翔吾選手が日本球界復帰というビッグニュースが飛び込んで参りました。しかも、大方の予想を覆しての広島入団! これはもう、シンシナティレッズのユニホームと似てるから、で間違いないですね!w まぁ、それは置いといて。
残念ながらメジャーでは通用しませんでしたが、セ・リーグではその技術を遺憾なく発揮して欲しいものです。
元々、秋山翔吾ってパワーはなくて技術はある、って選手だったから、むしろセ・リーグは合ってるかもしれませんね。逆にメジャーは最も不得手な場だったのかもしれません。
さて、そんなセ・リーグですが、やはり巻き返してきましたね!
スワローズ強し!
いや交流戦、スワローズ強かったですねー! びっくりした。
もう、パ・リーグのチームが手も足も出なかったですもんね。
もちろんブッちぎりの優勝なんだけど、なんでも過去最高勝率だったみたいですね。確か14勝4敗。四つしか負けてないw どんだけ強いんだ、って話ですよね。
そういえば、去年の日本シリーズも圧勝でしたもんね。
見てて、バファローズとは4勝2敗という数字以上の差を感じました。なんというか、野球の質が違う感じ。選手それぞれが野球を知ってる感じ。チームで意思の統一ができてるというか、ゲームプランに則って、それぞれが動いていた感じでした。
それに比べて、バファローズの方は力にものを言わせてるだけ、って印象だったかなぁ。
とても、一昨年最下位だったチームとは思えない。まぁ、それはバファローズも同じなんですけど。そういった意味で、去年の日本シリーズは稀有なシリーズでしたね。
そして今年の交流戦でスワローズは、とにかくパ・リーグ相手に無類の強さを見せました。日本シリーズ出ても圧勝すること間違いなしでしょう。
そうです。今年のセ・リーグ優勝はスワローズで決まりです。それ以外のチームはありえません。
それ以上に、日本シリーズ優勝もスワローズで決まりです。
もう、しばらくはスワローズの覇権が続くんじゃないですかね。今年の交流戦、あとシーズンもですけど、向こう五年は「ちょっとスワローズには手が出せないな」って感じで勝ちましたもんね。
それに、なんといってもスワローズにはあの「優勝請負人」こと内川聖一がいます。現在、一人日本シリーズ5連覇中。「一人V9」も射程圏に入れてます。やはり内川がチームにいることは非常に大きいです。勝ち運ってありますからね。
だから、今年の日本シリーズはスワローズの優勝を確認するだけのシリーズになりました。そういった意味で、つまんないシリーズになりましたねw 間違いなく4連勝スイープです。
いやー、強い。
セ・リーグの方が強い!
それでまた、完全に潮目が変わりましたね。
一昨年、やたら「パ・リーグの方が強い」って論調がはびこってましたけど、それ見てて「これはこれからはセ・リーグが強くなるな」と思いました。その前フリでしかなかったですからね。
というのも、やはり人の気持ちというか、感情というのはバカにできないからです。あれだけ批判されたら、セ・リーグの選手も燃えますよ。何クソ、見てろよパ・リーグ!って。
今までとは逆に、セ・リーグの選手たちの方がパ・リーグに対して反骨心というか、意地のようなものを燃え上らせていたと思います。それが証拠に去年は交流戦でセ・リーグが勝ち越しました。そして今年も。二年連続でセ・リーグの勝ちです。去年の日本シリーズもセ・リーグ球団のスワローズが勝ちました。
これはもう、今やセ・リーグの方が強い、ということの何よりの証拠でしょう。
それに、今回の交流戦、第2位は阪神です。しかも12勝6敗。こちらも6試合しか負けていません。あの、セ・リーグで開幕から負け続けた阪神が2位です。あの、セ・リーグではブッちぎりビリだった阪神がパ・リーグ相手に無双しました。
1位と2位がブッちぎって交流戦を制したんだから、もう、文句はないでしょう。間違いなく、セ・リーグの方が上です。
向こう十年は、セ・リーグ強しの時代が続きます。パ・リーグは存続すら危うくなるので、今から抜本的な対策を立てておいた方がいいと思うんですけどね。あんまり今までの成績にあぐらをかかない方がいいと思いますよ。
ホークスとベイスターズ
というわけで、僕の好きなホークスとベイスターズの2022年のここまでについてなんですけど。
先ずはホークス。予想を裏切り、首位争いを演じる大躍進! これは意外でしたね。頑張ってAクラス争い、最悪最下位争いをすると思ってたんですけど、あの巨大戦力のイーグルスを向こうに回して大健闘といったところではないでしょうか。
ただ、やっぱり怪我人多いですねー。栗原、上林、柳田。かなり痛いです。これは、もはやホークスの伝統なんでしょうね。
やはりホークスはウエイトトレーニングに力を入れているからでしょう。ウエイトをすると、筋肉が大きく、重くなる分、それを支える関節とか腱とかにどうしても負担がかかってしまいます。
ウエイトで体を大きく、重くした選手は怪我が多いというのは、もう事実として証明されてしまっていますからね。ホークス以外にもウエイトを推奨しているダルビッシュなんかも、去年は怪我に苦しめられました。
ただ、ウエイトをすると、もちろん強いボールを投げられたり、強い打球を打てるようになりはするので、そこらへんの兼ね合いというか、難しいところだと思います。
一方、ベイスターズ。現在のところ最下位争いを演じてはいます。しかし、3位から6位まで、それほどの差があるわけではありません。ここの4球団にはどこもCS進出のチャンスが、数字的にはあると思います。
そのうちの一つがベイスターズなので、ここはひとつ頑張って欲しいと思います。まぁ、選手、首脳陣は、もちろん我々ファンなんかよりも頑張りすぎるくらい頑張っているとは思います。しかし、そんな頑張っているチームを「頑張れ!」と応援したくなるのがファンというもの。これからも「頑張れ!」と応援したいと思います。
それに、番長監督も去年に比べて、監督として随分成長したと思います。去年は小学生のチームを預かる監督くらいのマインドでやっていましたが、今年はちゃんとプロの監督になったように思います。
あと、何より選手ですよね! 先発は結構コマが揃ってきたと思います。なんと言っても今永のノーヒットノーラン(四球一つの『準完全試合』でした)にはシビれました。打線の方では2年目のヴェテラン・牧、今年も頼りになるソト、ショートは成長著しい爆肩の森敬斗。佐野、宮崎も元気です。ここにオースティンが戻ってきたら、とんでもない打線になるのではないでしょうか。
それから、個人的にもチーム的にも嬉しいのはヤスアキが元気を取り戻したことですね。ヤスアキのファンなので、これは特に嬉しい。というか、安堵したというか。
まぁ、そんな感じでですね、シーズン始まる前の予想を裏切り、両チームとも元気なので、今年は楽しいです!