いやー、どうでしたか、昨日はみなさん?
のっけから疑問形ではじめてみましたけど、なんのことやらと、いぶかしむ向きもあるかと存じます。
いやもちろん、中秋の名月のことですよ!
見えましたね!
予報では曇りだから見えないんじゃないか、って言われてたのに、当日は割とバッチリ。
しかも今年は満月!
いやー、そこそこ記念すべき中秋の名月だったんですね。
向こう三年は満月と重なるらしいですが、それ過ぎるとまた中秋の名月なのに満月じゃない年がしばらく続くそうです。
「中秋の名月」って満月なんじゃないの?!
数日前からツイッターのおすすめに「中秋の名月」というワードが上がってまして。
ああもうそんな季節か、くらいに思ったんですけどね、その時は。
数年くらい前なら割と飛びついていたと思うんです。
でも、スーパーブルームーンとか、結構月関係のイベントが色々続いた時期があって、写真撮りまくったんですよ。
でも、割に撮ったし、割とどれも代わり映えしないし(でもちゃんと記念になってるし、大事な写真なんですけどね)、それももういいかな、と思っていたんですね、もう最近は。
でも、今年の中秋の名月は満月という。
え! 中秋の名月って9月の満月のことなんじゃないの?と思ってびっくりしたんですけど、調べてみたら、中秋の名月って旧暦を元に決めてるから、現在の暦とはズレるんですね。
といって、中秋の名月だけど三日月でした、とか、何なら新月でまるで見えませんでした、とかってのはないと思いますけどね、多分。いや、ないんじゃないかなぁ、普通に考えて。いや、絶対ないよ。ないに違いない。ないに決まってる。ないんじゃないかなぁ。
そんなことがあって、やはり「記念の月」の魅力には勝てず、そわそわとしてしまうわけでありました。
でも、当日は曇り予報。なんだ、結局見れないんじゃん、と残念だったり、それでいて妙に安心もしたりして、割と不思議な塩梅だったんですけど。
で、当日になりまして。やはり曇りではあるものの、東の空を見上げてみたら、薄っすら見えてる!
おお。これは風の加減によってはもっとよく見えるんではないか。そう期待したら、見えましたねー!
薄曇りな感じて、その塩梅もなかなか風情があって。やはり月に薄っすらと雲がかかると、なんかカッコいいじゃないですか。
で、一眼レフ持ち出して、望遠レンズ付けちゃったりして、撮りましたよ、ええ。
中秋の名月満月を激写!
そんで撮ったのが、以下の写真となるわけです。
はじめはね、薄っすら雲がかかってて、肉眼で見ると、やや、ほんの少しですが、見えにくいきらいはあったんですけどね。
でも、望遠使って写真撮ったら、これこの通り。バッチリですよね!
でもちょっと暗いですかね。
設定は、F値が8、シャッタースピードが1/400、ISOが400。
こっちの明るい方がウケは良さそうですが↓
でも、個人的にはこういった少し暗い、クレーターとかが見やすい方が、月の写真としては好みかな↓
そんな感じで何枚か写真撮って風呂入って、出て、もう一度見てみたら、なんと雲が晴れていました。
今度はバッチリ、中秋の名月満月が、まるまる拝めました。
いやー、やっぱ、中秋の名月って、いいね!
撮影機材はNikonとsigma
ちなみにこんな機材で撮りました↓
カメラはNikonのD7500。レンズはSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM、通称・ライトバズーカ。
発売当初は(今も?)無意味な酷評に晒されましたが、中級者向けとしてはなかなか名機なAPS-C一眼レフです。
ライトバズーカの方は、その名の通りライトなバズーカで、400mmの超望遠レンズとしてはそこそこの軽さを誇っていて、しかもそこそこ安い!
撮影は三脚ではなく手持ちだったんですけど、結構ブレてなくないですか?
それも多分、超望遠としては軽いライトバズーカならではだと思います。なかなか便利。
(多分)木星も明るく見えた
そんな感じで中秋の名月満月を激写した夜だったのですが、ふと横(右の方)を見ると一際明るい星が。つーか、それ以外星が見えん。
よくよく調べてみたら木星だったそうです(多分)。
中秋の名月満月はその時、雲がかかっていたのですが、こちらは完全に雲を避けていました。
なかなかフォトジェニックではないか、と思い、こちらも激写!
というわけで、木星(多分)も撮影してみました。
さすがに小さいですかねw
でも、夜空ではしっかり輝いていましたねー。かなり明るく見えました。
そんな感じで、月と木星(多分)を堪能した一夜でした。