ロド日記

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僕がお金を支払ってもいないものに対して言いたい放題言わせてもらおう、という割と身勝手なブログです。

「封刃師」第5~7話ネタバレ有り感想。大河ドラマと出演陣結構被ってる!!


「封刃師」の感想をちょっとサボってたら、もうBlueRayが発売だそうで(^^;;

まあ、そのお…BlueRay発売記念ということで、「封刃師」の感想を書いていきます!(開き直り)

この後、全話の感想を何回かに渡って書いていきますので、お付き合いください!

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第5話

事態の再整備回といったところですかね。鞘を作るねーちゃん(石留カレン(中村ゆりか))と女性新聞記者(三條美緒(深川麻衣))が接近。鞘ねーちゃんの作業場で記者が下手に手を出してしまい、手を切ってしまいます。それで、作っている途中の鞘に血が付いてしまいます。

で、後のシーンで、駆(御沙神駆(早乙女太一))がその鞘で穢れ刃を封じた時、いつもよりも封じられる側の人が、人でいる時間が長かったんですね。

だから、今後の展開としては、人を消さずに穢れだけ封じる、ということになるんでしょうけど、この「穢れが見える者の血」を鞘に混ぜることによって、人と穢れを分離する、という流れになるんじゃないでしょうかねぇ…。どうでしょう?

その流れは、あの女刑事(神代弓美(武田梨奈))が封じられたことで決定的となったと思います。

また、駆曰く、穢れ刃になったら人格を保てないのだそう。それゆえ、最後まで人格を保っていたあの女刑事は、駆にとってもかなり気になる存在だった感じですね。

更に、女刑事が穢れ刃になってしまったことにより、吉原刑事(テイ龍進)も美緒に協力を申し出るようになります。敵討ち、といったところでしょう。

そしてそして、女記者の父親も、実は穢れ刃のことは知っていたようなんですね。ここもまた意外な展開にして、因縁を感じる展開。

また、駆は駆で封刃師に育てられたよう。しかもその封刃師は、骨董屋店主(橋下じゅん)の元相棒! この展開もまたアツい!

更にまた、どうも穢れを封じる毎に穢れが封刃師に溜まっていくようで、最後は穢れに食い尽くされてしまうっぽい。

この、なんというか、「引き換え」というんでしょうか。封じる、とは言ってしまえば人を殺す行為でもありますからね。その代償行為というか。ここらへんの、ある意味での「公平性」にして業のようなものをブチ込んでくるあたり、やはりさすがに中島かずき脚本です。

この親代わりの封刃師も、特殊な刀によって骨董屋店主に殺されたっぽいのですが、実はこの封刃師が穢れ刃を作っているフードの男(悟堂真(坂口拓))だったんですねー。

いずれは駆はこの親代わりの封刃師を倒さなければいけないわけですから、ここはおそらく、父親を乗り越える、という要素なのかもしれません。

そして、穢れに食い尽くされそうになっている駆はどうなる、というところで次回。ここにきて、更に物語は動き出し、面白くなってきました。

第6話

前回倒れた駆はお寺で眼を覚まします。

そこは元は鞘を作っていた人のお寺で、鞘作りのねーちゃんの師匠の家でもありました。

ちなみにこの師匠を演じるのは野添義弘。「鎌倉殿の13人」にも出演していて、頼朝の忠実にして実直な従者、安達盛長を演じております。

実はこの「封刃師」の出演陣、「鎌倉殿の13人」にも結構出演しています。

刑事役のテイ龍進は頼朝と会うことを拒否した宋の僧侶を演じ、得意の中国語まで披露。

更に、美緒の上司でもある、新聞の編集長を演じる矢柴俊博は朝廷の平知康役で出演。

結構被ってますねー! こうなってくると早乙女太一もワンチャン出演あるんじゃないか、と期待してしまいます。華麗な殺陣を大河で是非見てみたい!

で、ねーちゃんは師匠に、人を消さない鞘を作りたい、と直談判します。しかしその申し出に対し、師匠は作れなかったんじゃなくて、作らなかったんだ、と言うんですね。

この展開は予想していなかった。さすが中島かずき。穢れ刃によって人を殺めさせられた人は今後、その感触を持ったまま生きていかねばならない。それを抱えさせるのであればいっそのこと消してしまおう、という思想らしい。

また、人を消さない鞘というのは、封刃師の罪の意識を軽くさせたいだけなのでは、とも言います。

人を斬るのなら、それなりの罪を背負わなくてはいけない、とも。

対してねーちゃんは、穢れ刃によって人を殺めさせられた人に償う機会を与えさせたい、と返します。

ここのやり取りはなかなかスリリングでしたね。でも個人的には、なんとなく、どちらも正しいような、どちらも間違っているような気もします。穢れ刃のせいとはいえ、人を斬った者をのうのうと生かしておくのはどうだろうか、とも思ってしまいます。

もちろん、今までの登場人物で穢れ刃となった人のほとんどは、被害者でもあったわけですが…。

ここはなかなか難しいところだと思います。

いずれにしろ、そういう状況を作り出した中島かずきはさすがだと思います。やはりちゃんと物語、ドラマを作っている。

そして、この師匠の元に穢れ刃を作るフードの男が現れ、正体が判明。かつての封刃師でした。この二人は顔見知りでもあり、お互い下の名前で呼び合っていました。

しかし、封刃師の方は若い。歳を取っていないのかもしれない。そして、師匠はこの男によって穢れ刃とされてしまいます。

結局、師匠は駆によって封じられるのですが、鞘には駆の血が着いていました。

やはり、師匠は封じられるときに時間がかかりました。最後に我に返った師匠は何かを理解したらしく、そしてねーちゃんに「思いを込めろ」とメッセージを送るのです。

その、思いとは何なのか。血とは関係ないのでしょうか?

第7話

穢れ刃を作る刀は鬼噛(おにがみ)という刀らしく、旧日本軍が開発研究を行っていたものだそう。そういう怪しげな武器を作るのは旧日本軍かナチスかと相場が決まっている感じですかね。

ただ、その鬼噛を駆の師匠がどうやって手に入れ、また、どうやって生き返ったのかはまだわかっていません。

そして、いよいよかつての師匠と駆が戦います。師匠は、封刃師は捨て駒だ、と復讐ということに考えを改めたよう。言ってみれば、ダークサイドに落ちたのでしょう。怪奇ミステリーやスターウォーズが好きそうな中島かずきらしさがふんだんに叩き込まれた展開とも言えますねw

そして、駆は破れ、しかも穢れ刃を突き立てれてしまいます。絶体絶命のところに謎の女剣士が来て、師匠を撃退。そして駆は行方不明に。

なぜか現れた巳前(手塚とおる)曰く、この女剣士(御厨伊吹(山本千尋))は次の封刃師だそう。

そしてラスト、駆の手には穢れ刃が…。

おそらく、考えられるであろう最悪のシナリオがことごとく起こった感じ。めちゃめちゃ面白い。回を追う毎に面白くなっていく。

 

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「SPYxFAMILY」第十話~十二話ネタバレ有り感想。第一期最終回は過去最高回?!


以前、ツイッターでのんちゃんの「面白い」というお墨付きをいただいた「SPYxFAMILY」なのですが、今度はくるり岸田繁のお墨付きまで!

いや、すごいですねぇ。二人とも何かとアニメとは縁のある、アニメ界隈以外の有名人ですが、やはり目が肥えています。

というわけで、超絶大好評の覇権アニメ「SPYxFAMILY」なのですが、残念ながら一旦終了。第二期は秋からのスタートとなるそうです。

その前に、10〜12話の感想をごく簡単に綴っていきたいと思います。

第10話

んんー、この回は、正直……、あんまり面白くなかったですかねー(^^;;

アーニャたち子供がただドッジボールやってるだけ、って感じでした。

 

第11話

ステラ獲得のために四苦八苦するロイド。しかし、アーニャは筋金入りの駄馬であった。

ただ、テレパシーが使えるので、今はどの生徒がどの教科が得意なのか、そのカンニングの下調べをしている最中だという。アーニャが結構腹黒くて笑える。

一方、ロイドは任務のために、つまり一歩引いた目で我が娘(偽物)を見ている。そのため、意外と良親になっているように思うんです。

目的のため成績優秀にしようとはします。しかし、目的が第一にあり、親特有の娘への過度な期待はないため、冷静に娘の能力を見極めることができています。

従って、そこから逆算していかに成績を伸ばすか、いかにステラを獲得するか、を見極めているのです(大苦戦中ですが)。

結果、子供にとって、なかなかの良い親になっているように思うのです。

その一方、全く愛情がないか、と言われるとそんなことは決してないように見えます。実の親のような、良くも悪くも深い愛情は確かにありません。でも、あるにはあるんです。じゃなければ、面接の時に机をブン殴ってブッ壊すようなことはしないでしょう。

また今回、テレパシーで子供が溺れてるのをアーニャが察知するのですが、自分の能力を人に知られることを異様に恐れているのが気になりました。

その際、フラッシュバック的に過去の記憶が蘇ります。「気持ち悪い」とか「なぜそんなことを知ってるんだ!」とかいう言葉を浴びせられて、恐怖につながるものばかり。

だから、ロイドにも言えない。仕方がないから「水泳選手になりたい」と嘘をつき、一人助けに向かいます。この嘘がもう絶妙で! それまでのシリアスな流れから一気に笑いの方に振って、しかもその嘘がなんかアーニャっぽい。

そして、なんのためらいもなく飛び込む、という勇気とやさしさを見せたアーニャにすごくグッときました。溺れた人を助けるのって、めちゃめちゃ危険だし、めちゃめちゃ大変ですからね。

そんな人命救助の功労で、アーニャは見事ステラを獲得! まさにヘンダーソンさんが言った通り、ウルトラアメイジングエレガントです。しかも、史上最速記録らしい。

その後、ステラのご褒美に犬を買ってもらうことになるのですが、多分、どうもその犬というのが東国が開発しようとしていた予知能力犬になるっぽい。スパイ、殺し屋、エスパーと来て、次は予知能力か! しかもイッヌ!

第12話

今回は近所の人たちからロイドに浮気疑惑が持ち上がり、自分たちが普通の円満家族であることを印象付けるため水族館に行く、という回。

しかし、ロイドのスパイとしての仕事は尽きず、偶然にも水族館先が東国の超重要陰謀の現場でありました。

やはりこの作品の肝は、超有能伝説的スパイが割とくだらないことで四苦八苦し、そのくだらないことが実は国家の存亡に関わる最重要機密であるという、二転三転するような、合わせ鏡のような、面白さにあると思うんです。

今回はそのおもしろさが特に際立った回だったように思います。

またもう一つのこの作品の魅力に、アーニャの「可愛くない可愛らしさ」もあると思うのですが、それがこの回の後半に爆発していましたね。

水族館で買ってもらった巨大ぬいぐるみペンギン(アーニャよりデカい)を新入りスパイとして本部長(変なぬいぐるみ。名前はキメラ本部長)に紹介するという。そのくだりがめちゃ面白可愛い。

チチとハハを「子分」と称し(ハハは強い以外は全部ダメと紹介)、「基地内」を案内。このアーニャのクソ生意気な感じもめちゃめちゃ面白いし、何より可愛い。生意気でクソガキなんだけど可愛い。

そして調子づいたアーニャは、挙句チチの書斎のドアを開けようとして、珍しくロイドをブチ切れさせます。チチがアーニャに向かって感情をあらわにするのは珍しいですね。

こちらもまた珍しく大泣きするアーニャをあやすため、最後はチチとハハもスパイごっこに巻き込まれるという微笑ましさ(本物なのに。伝説的なのに)。

過去最高の傑作回であったような一期最終回の後は、10月に第二期! 引き続き期待大です。

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「SPYxFAMILY」第七話~九話ネタバレ有り感想。「世界劇場」の否定?!


「SPYxFAMILY」第一シーズンが終わりましたねー! 続きは10月から、ということで早くも楽しみです。

しかし、感想はまだ書き終わっていないので、引き続き、第一シーズンの感想を書いていきたいと思います。

このアニメ、単純に色々なギャップというか、そういうものの楽しさもあるのですが、結構教訓めいたといいますか、なかなか刺さる台詞や設定、キャラの行動も多く、非常に見ごたえがあるなぁ、と思います。

第7話感想

どうやらターゲットであるデズモンドのお坊ちゃん・ダミアンはアーニャに惚れた模様。

しかし、子供らしく自分の恋心に気付かず、どうしてよいかわからず、むしろ(多分、照れ隠しで)アーニャに辛く当たってしまいます。

そんな風に自分でさえも自分の恋心に気付いていないのだから、周りの人間が気付くわけはない。

ロイドもなかよし作戦は完全に失敗したと思ってしまいます。敏腕スパイをも煙に巻くとは、子どもの恋心恐るべしw ここ、めちゃくちゃ面白かったですねぇ。

で、焦ったロイドはなかよし作戦を諦め、Aプラン、つまりアーニャを特待生にしようという(無理な)計画へと移行。教育パパになってしまいます。

結果、ロイド自身一番恐れていた学校嫌いに、アーニャはなってしまうのです。どうした?ロイド! 焦りすぎだぞw

で、よく考えたら、アーニャの人生は辛そうですよね…。だって、言ってみれば、SNSの誹謗中傷のリプを毎日無差別に受け取っているようなものだからです。それでも天真爛漫でいられるアーニャはすごいと思います。

また、ロイドやヨルを見ていると、血の繋がらない親子の方が、上手く転がれば、子供を尊重できる親になれるんじゃないか、と思ってしまいました。

というのも、特にこの家族の場合はそれぞれの打算で出来上がった家族なので、そもそもお互いあまり期待していません。なので、一歩引いた目で、冷静に子育てができると思うからです。

自分の血を分けた子となると、どうしても過度に期待してしまったり、責任が重くのしかかってきたりして、その結果、我を忘れてしまうことも多々あるからです。

もちろん、そういった我を忘れてしまうくらいの愛情は、それはそれで良いこともあるとは思うますが。

そしてまた、この家族ごっこで、良き父にならねばならない、と思ってるロイドには親がいなかった、というのもポイントだと思います。

そこが、この作品全体を覆う悲しみのような雰囲気になっているのかもしれない。そういう傷はなくならないし、ひょっとしたら、なくならなくてよいのかもしれない。

第8話感想

今回はヨルさんの弟・ユーリが初登場。二人のマンションを訪れます。

そしてまた、ロイドとヨルがいつのまにやら結婚してから一年が経っていたようです。その間、一切弟は知らされていませんでした。それもまた異常な話ですよねw

そして現れたシスコン弟は、ロイドに対して牙を剥きます。しかし、その言い草がどう聞いても「姑」なのが面白いw 弟だけど。

また、海外での買い物の話が東側の諜報機関が使う暗号であることをロイドは看破。モジャモジャの人にもユーリのことを調べさせ、ユーリが秘密警察であることを見抜きます。

姉のことになると途端に見境がなくなったり、ユーリもキャラクター的面白い味付けがされているけど、よくよく考えたら秘密警察です。

ロイドはスパイ、姉のヨルは政府雇われの殺し屋。

よくよく考えたら実はかなりキナ臭い話なのかもしれない。

第9話感想

ヨルの弟・ユーリがフォージャー家の家庭訪問の続き。

無茶苦茶酒癖の悪い無茶苦茶な姉弟だが、お互いがお互いを愛し、とても大事に思っています。

それを感じたロイドはそんな二人を羨ましく思うんですね。「久々に他人を羨ましいと思った」らしい。こういう、他人のマイナス面をプラスに捉えることがロイドの特徴というか、長所でもあると思います。それは、持って生まれたものなのか、諜報活動という社会の裏を見続けてきたからなのかはわかりませんが。

そして、この姉弟に対する評価は、逆にロイドの孤独の大きさがわかってしまうシーンでもあります。

その一方、ユーリが秘密警察であることを嗅ぎ取ったロイドは、ヨルにも疑いの目を向けてしまいます。間ぁ、仕方のないことですが。

そして、この疑いの目を向けたのは、ひょっとしたらそういう嫉妬心もあったのかもしれない、とも勘繰ってしまいます。

もちろん、エスパー・アーニャはヨルは何も知らず悪気もないことを知っていますが、自分がエスパーであることがバレるのを恐れ、言い出すことができません。仕方がないので「喧嘩はダメだよ」とヒント的なものを出すに留まります。

しかしロイドはアーニャの忠告をそのまま言葉通りに受け取り、夫婦喧嘩をしていると思っていると勘違い。「子供はたまに鋭い」と思います。

ただそれはその通りで、現実でも子供は妙に勘が鋭いところありますもんね。そういった意味では、このアーニャのエスパーという設定は、子どものそういう鋭さを更に強化した、言ってみればデフォルメであるのかもしれません。

そしてロイドはヨルに盗聴器を仕掛け、あまつさえモジャと共に秘密警察に変装し、自分に対する諜報活動を行っているのかどうか、カマをかけます。そこでヨルは本当に何も知らなかったことをめでたく確信。

しかし、モジャには(生意気にもw)「疑ってしまって罪悪感とか言うなよ」と言われてしまいます。わざわざモジャにこんなことを言わせるということは、つまりはモジャの言葉通り、ロイドには罪悪感が芽生えてしまった、ということです。

会社帰りのヨルと合流し、ロイドはそこで妻や母親として振る舞えていない自分を反省するヨルに、自分たち以外の人も誰しも多かれ少なかれ演じている、と諭し、妻はこうあるべき、母親はこうあるべき、ということばかり気にしていると本当の自分を見失いがちになってしまう、と言ます。だから、そのままのヨルさんでいてください、と。

それはとりもなおさず、自分自身に向けられた言葉なんだと思います。そしてそれは、観ている視聴者に対しても。

そして、ロイドはヨルから盗聴器を外し、捨てます。このシーンはある意味、「世界劇場」の否定ともいえるかもしれません。

しかし、一周回って、その自分らしさも、世界に与えられた役割なのかもしれない。

 

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潮目変わった! 今はセ・リーグの方が断然強い!!


交流戦も終わり、オールスターもそろそろですね。

2022年のプロ野球も大体折り返し地点というところでしょうか。

そしてまた、秋山翔吾選手が日本球界復帰というビッグニュースが飛び込んで参りました。しかも、大方の予想を覆しての広島入団! これはもう、シンシナティレッズのユニホームと似てるから、で間違いないですね!w まぁ、それは置いといて。

残念ながらメジャーでは通用しませんでしたが、セ・リーグではその技術を遺憾なく発揮して欲しいものです。

元々、秋山翔吾ってパワーはなくて技術はある、って選手だったから、むしろセ・リーグは合ってるかもしれませんね。逆にメジャーは最も不得手な場だったのかもしれません。

さて、そんなセ・リーグですが、やはり巻き返してきましたね!

スワローズ強し!

いや交流戦、スワローズ強かったですねー! びっくりした。

もう、パ・リーグのチームが手も足も出なかったですもんね。

もちろんブッちぎりの優勝なんだけど、なんでも過去最高勝率だったみたいですね。確か14勝4敗。四つしか負けてないw どんだけ強いんだ、って話ですよね。

そういえば、去年の日本シリーズも圧勝でしたもんね。

見てて、バファローズとは4勝2敗という数字以上の差を感じました。なんというか、野球の質が違う感じ。選手それぞれが野球を知ってる感じ。チームで意思の統一ができてるというか、ゲームプランに則って、それぞれが動いていた感じでした。

それに比べて、バファローズの方は力にものを言わせてるだけ、って印象だったかなぁ。

とても、一昨年最下位だったチームとは思えない。まぁ、それはバファローズも同じなんですけど。そういった意味で、去年の日本シリーズは稀有なシリーズでしたね。

そして今年の交流戦でスワローズは、とにかくパ・リーグ相手に無類の強さを見せました。日本シリーズ出ても圧勝すること間違いなしでしょう。

そうです。今年のセ・リーグ優勝はスワローズで決まりです。それ以外のチームはありえません。

それ以上に、日本シリーズ優勝もスワローズで決まりです。

もう、しばらくはスワローズの覇権が続くんじゃないですかね。今年の交流戦、あとシーズンもですけど、向こう五年は「ちょっとスワローズには手が出せないな」って感じで勝ちましたもんね。

それに、なんといってもスワローズにはあの「優勝請負人」こと内川聖一がいます。現在、一人日本シリーズ5連覇中。「一人V9」も射程圏に入れてます。やはり内川がチームにいることは非常に大きいです。勝ち運ってありますからね。

だから、今年の日本シリーズはスワローズの優勝を確認するだけのシリーズになりました。そういった意味で、つまんないシリーズになりましたねw 間違いなく4連勝スイープです。

いやー、強い。

セ・リーグの方が強い!

それでまた、完全に潮目が変わりましたね。

一昨年、やたら「パ・リーグの方が強い」って論調がはびこってましたけど、それ見てて「これはこれからはセ・リーグが強くなるな」と思いました。その前フリでしかなかったですからね。

というのも、やはり人の気持ちというか、感情というのはバカにできないからです。あれだけ批判されたら、セ・リーグの選手も燃えますよ。何クソ、見てろよパ・リーグ!って。

今までとは逆に、セ・リーグの選手たちの方がパ・リーグに対して反骨心というか、意地のようなものを燃え上らせていたと思います。それが証拠に去年は交流戦セ・リーグが勝ち越しました。そして今年も。二年連続でセ・リーグの勝ちです。去年の日本シリーズセ・リーグ球団のスワローズが勝ちました。

これはもう、今やセ・リーグの方が強い、ということの何よりの証拠でしょう。

それに、今回の交流戦、第2位は阪神です。しかも12勝6敗。こちらも6試合しか負けていません。あの、セ・リーグで開幕から負け続けた阪神が2位です。あの、セ・リーグではブッちぎりビリだった阪神パ・リーグ相手に無双しました。

1位と2位がブッちぎって交流戦を制したんだから、もう、文句はないでしょう。間違いなく、セ・リーグの方が上です。

向こう十年は、セ・リーグ強しの時代が続きます。パ・リーグは存続すら危うくなるので、今から抜本的な対策を立てておいた方がいいと思うんですけどね。あんまり今までの成績にあぐらをかかない方がいいと思いますよ。

ホークスとベイスターズ

というわけで、僕の好きなホークスとベイスターズの2022年のここまでについてなんですけど。

先ずはホークス。予想を裏切り、首位争いを演じる大躍進! これは意外でしたね。頑張ってAクラス争い、最悪最下位争いをすると思ってたんですけど、あの巨大戦力のイーグルスを向こうに回して大健闘といったところではないでしょうか。

ただ、やっぱり怪我人多いですねー。栗原、上林、柳田。かなり痛いです。これは、もはやホークスの伝統なんでしょうね。

やはりホークスはウエイトトレーニングに力を入れているからでしょう。ウエイトをすると、筋肉が大きく、重くなる分、それを支える関節とか腱とかにどうしても負担がかかってしまいます。

ウエイトで体を大きく、重くした選手は怪我が多いというのは、もう事実として証明されてしまっていますからね。ホークス以外にもウエイトを推奨しているダルビッシュなんかも、去年は怪我に苦しめられました。

ただ、ウエイトをすると、もちろん強いボールを投げられたり、強い打球を打てるようになりはするので、そこらへんの兼ね合いというか、難しいところだと思います。

一方、ベイスターズ。現在のところ最下位争いを演じてはいます。しかし、3位から6位まで、それほどの差があるわけではありません。ここの4球団にはどこもCS進出のチャンスが、数字的にはあると思います。

そのうちの一つがベイスターズなので、ここはひとつ頑張って欲しいと思います。まぁ、選手、首脳陣は、もちろん我々ファンなんかよりも頑張りすぎるくらい頑張っているとは思います。しかし、そんな頑張っているチームを「頑張れ!」と応援したくなるのがファンというもの。これからも「頑張れ!」と応援したいと思います。

それに、番長監督も去年に比べて、監督として随分成長したと思います。去年は小学生のチームを預かる監督くらいのマインドでやっていましたが、今年はちゃんとプロの監督になったように思います。

あと、何より選手ですよね! 先発は結構コマが揃ってきたと思います。なんと言っても今永のノーヒットノーラン(四球一つの『準完全試合』でした)にはシビれました。打線の方では2年目のヴェテラン・牧、今年も頼りになるソト、ショートは成長著しい爆肩の森敬斗。佐野、宮崎も元気です。ここにオースティンが戻ってきたら、とんでもない打線になるのではないでしょうか。

それから、個人的にもチーム的にも嬉しいのはヤスアキが元気を取り戻したことですね。ヤスアキのファンなので、これは特に嬉しい。というか、安堵したというか。

まぁ、そんな感じでですね、シーズン始まる前の予想を裏切り、両チームとも元気なので、今年は楽しいです!


「SPYxFAMILY」第四話~六話ネタバレ有り感想。のんちゃんも絶賛?!


いやあ「SPYxFAMILY」、めっちゃ面白い!

のんちゃんがツイッターで「面白い」とつぶやくくらいですから、そりゃもう、ホントに面白いです。

というわけでね、毎週楽しみにしているのですが、今回は第4話から6話までの感想を書きたいと思います。

第四話感想

今回がいよいよ面接試験本番。ここでまた新たな濃厚登場人物が出てきます。

それが寮長であるヘンリー・ヘンダーソン。威厳たっぷりの髭の人で、エレガントを至上とし、ちょっとでもエレガントさ(ヘンダーソン視点)に欠ける者があれば容赦なく落とします。

しかしこの人、それでいてまあまあなバカでもありますw 考えすぎというか。

バカ故、フォージャー家のどんな行動もフォージャー家にとって都合の良い方に解釈してしまいます。

それもあってアーニャは面接試験へ向かって突き進んでいくのですが、しかし今回、敵となるのはこのヘンダーソン氏ではありません。

実は本当の敵は二世の愚劣寮長(名前忘れた)で、この男が妬み100%で美しく、幸せそうなフォージャー家(偽装家族だけど)に牙を剥きます。

その愚劣寮長の挑発に引っかかってしまいます。作戦を失敗するわけにはいかないのに、娘と妻(偽者だけど)を愚弄されたロイドは、机をブン殴って(蚊をつぶした、という名目はあるものの)「こんな学校に用はない」と捨て台詞を残し退席します。

展開的にはちょっとベタ。しかし、熱いです。

そして、ただ単にベタには終わらなかったと思います。というのは、アーニャが前の母親について聞かれた時。

涙が止まらなくなるんですね。

普段アホで天真爛漫なアーニャが初めて、そして唐突に見せた表情です。

これで、彼女の過去に一体何があったのか、わからないまでも、相当なことがあったのでは、と思わせるに十分だし、この子供にひどい仕打ちをして泣かせて笑っている醜い大人への怒り、という点でも夫婦が我を忘れるのに十分な説得力があります。

その後、「やってしまった」と忘我するチチ、そしてハハがまた笑えますw

でも、アーニャは何も悪くないのに謝るんですね。それがまたいじらしくて泣ける。そして、それを見て、なんとか立ち直るチチとハハがまた良いですねー。

そしてまた、ヘンダーソン氏が男気を見せるのがまた良かった。さすがにエレガントを自称するだけのことはあります。

登場の時は、この人がフォージャー家の敵になるのかなー、と思っていたのですが、意外や意外。むしろ、フォージャー家の味方になってくれそうな人でした。しかもあまり裏がなく、良い意味で教育一直線の人のようです。

第五話感想

今回は、小休止というか、お遊びの回といったところ。

お約束的アニメなら学校へは受かっているところだと思うが、普通に落ちてたw 笑うw

しかし、ヘンダーソン氏にこっそり呼び出され、補欠の一番で合格したことを告げられます。この補欠合格、ってのがいいですね。ただし、前回愚劣寮長をブン殴ってしまったからか、補欠合格させたからかはわかりませんが、左遷、ひどければクビになってしまうことが示唆されます。男気。

ちなみに補欠の合否の結果はこの回の最後の方でわかり、無事合格しました。

で、その補欠合格の結果待ちのひと時が描かれたのが、城を改築したテーマパークでの大規模なスパイごっこです。頑張ったアーニャへのご褒美という名目です。

当然、その城に現れるスパイは皆、ロイドの組織の本物。ロイドはスパイの中ではスターなので、皆憧れもあって本気で参加します。

そんな感じでみんなガチなので、ロイドも本気にならざるを得なません。その悪ノリの感じが楽しかったですねー。

しかしロイドは、アーニャの好きなスパイ番組のコスをさせられたり、酔っぱらったヨルさんの攻撃を受けたり(酔拳か?)割と酷い目に遭ってしまいます。そこも笑える。

最後はスパイたちが仕掛けた花火で大団円。見事「アーニャ姫」は救出されます。

思うに、これは子供時代を奪われたアーニャに、組織を挙げて子供時代を取り戻させる話だったように思います。

子供のために本気で頑張る。その善意が良かった。

第六話感想

今回は入学式の話。いよいよ学校生活が始まるので、多分ここから更に物語の芯というか、本編に入っていくのでしょう。

ただその前に、ロイドの思惑とヨルさんの割と無邪気な母親としての心配の感じが食い違ってて、その感じがすごい面白かった。

で、前回左遷が示唆されていたヘンダーソン氏はやっぱり左遷されててw ただ、その左遷先がアーニャのクラスの担任だったんですね。これはむしろ心強い。

そして、前日に母から「特訓」を受けていたアーニャが初日でいきなり生意気な男子生徒をブン殴ってしまいます。めちゃ強くて、これには笑ってしまいましたね。またその男の子がなかなかにして鼻持ちならないので、痛快でもありました。暴力はいけませんけどね。

とにかくアーニャの個性が面白い。そしてロイドの計画がいきなり頓挫する感じも笑えます。

思うに、面接試験から用意周到のようでいて、その実学校関連ではまるで上手くいっていないんですよね。スゴ腕スパイのロイドも、子供が絡むことには弱かったか。というより、そもそも無茶な計画なような気が…w

で、その、失敗する度にこの家族がドヨーンとするのがまた面白い。でも、それでいて結果上手くいってしまう。

思うに、このアニメの面白いところは「それぞれの勘違い」に尽きるのではないか、と思います。それはこの偽装の上に成り立ちつつも、確かな絆を築きつつある家族だけじゃなくて、ヘンダーソンさんや周りの人立ち全て。

その中で、一番子供であるアーニャが全てを把握している(エスパーだからね)というアンバランス感もまた肝であるなぁ、と思っています。

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