ロド日記

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僕がお金を支払ってもいないものに対して言いたい放題言わせてもらおう、という割と身勝手なブログです。

第14回GA文庫大賞(前期)の一次通過! でも二次は、どうだろお…w

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今週の月曜日(個人的に月曜始まり制を導入しているので、8/16は今週なのです)にGA文庫大賞の一次通過作品の発表がありまして。

通過してまして。

やったね♪

というわけで、まぁ、非常に嬉しいー!という感じです。

でもまぁ、電撃小説大賞の時も一次は通過したのですが、二次でダメで。喜んでばかりもいられません。

というより、まだ二次通過したことありません。

いやあ、一次と二次ではえらい壁の厚さが違いますね。二次、ブ厚いブ厚い。

一次の壁だって結構厚いゾ

そもそも、昔は一次なんてものは、適当に小説の体を成していれば、まぁ、通過する、というシロモノだったそうです。

その頃の価値観念を未だに引きずっている、間違った小説投稿指南サイトやブログもよく見かけますが、現在はそういった甘い一次ってあんまりないみたいですね。

だって、電撃なんて一次で9割方落とされるんだよ?

このGAにしたって、割と一次としては甘めでも7割くらいは落とされるんだよ?

いくらなんでも、「文学賞に応募するゼ! 行くゼ!」って気合い入ってる連中の7割の作品が、小説の体を成してないとは、そもそも考えにくい。

それに、SNSの普及で若い人の文章力が全体的に上がってたりもします。だから、昔に比べて文章書ける奴が多いんですよね。

そんなことを色々と考えると、一次はそこそこの壁だったりするわけですよ、現在においては。

で、一次でもそんな感じでそこそこの厚さなのに、二次の壁はまー厚い。

次こそは、なんとかしたいですね。っつっても、応募した後は俺にできることなんて何にもないんだけどw

気合いの入った文学賞

ただですね、GA文庫大賞って、公式のツイッターで、応募作の寸評みたいのをつぶやいてくれているんですよ、各担当の編集者の方々が。

まぁ、ここらへんの気合いの入り方もすごいですよね、GA。

他には似たようなことはオーバーラップ文庫大賞もやってて、こういった会社は主催している文学賞に対して本気度を感じて、さすがだなぁ、と思います。

多分、下読みのバイトとか雇ってなくて、ちゃんとプロの編集者の方々が応募作を一つ一つ読んでいてくれるんでしょうね。

で、ちょっと話はズレるけど、僕は殊の外、このGAとオーバーラップの二つの賞を重要視しています。

というのも、この二つの賞、一次で落ちても評価シートくれるんですよ。すごくないですか? 普通のライトノベル文学賞なら、一次通過した作品だけなんですけどね。まぁ、それでも労力かけてますが。

あとは、MF文庫Jライトノベル新人賞も応募者全員に評価シート送ってくれるんですけどね。しかし残念ながら、ここはちょっと故あって応募できないんですよ。でも、そういった意味では非常にお勧めの文学賞です。

あと、思い出した。ノベル大賞もそうだ、オレンジ文庫のやつ。ここも一次で落ちても評価シートくれますね。

だから、そういう応募者全員に評価シートくれる賞は非常に重要視しています。これが結構役に立つんですよね。やはり選評者はどう評価しているか、ここが重要だと思うんです。

友達とか、或いは最近なら「なろう」とかで、他人の評価を聞くことはできると思うんですけど、「選評者」ってまた違うじゃないですか。

特にGAやオーバーラップなどの編集者が評価書いてくれるのは非常に意味があると思うんですよね。

だから、この二つは特に重要視しています。

二次厳しー!

で、なんだっけ? ああそうだそうだ、GAのツイッターだw

そうそう。そのつぶやきでね、僕のであろう、それはそれはもう、僕のに間違いない寸評のつぶやきがあったんです。

それ見たらですね、まぁ、割と好印象ではあるんですよ。

でも、割かし「これダメじゃね?」って思わせるに十分な評価も下されてまして。

あちゃー、と。

やっぱ、二次の壁はブ厚いですね。

ただ、それはこちらとしても懸念事項ではあったんですよね。

やっぱ見てやがんなー! さすがだゼ!

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「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」ネタバレ有り感想。色々てんこ盛りの大正浪漫サイバーパンク?!

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なかなかにして重量級の作品が揃った2021年の春アニメなんですけど、この作品も僕は好きでした。

はい、「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」です。

残念ながらあまり話題にはなりませんでしたが、今時珍しい耽美的にして攻めた作品で、ドラマも練られた良作であったと、個人的には思っております。

 

www.youtube.com

世界観

なんでこのアニメ観たか、っていうと、世界観ですね。それが抜群に俺好みでした。

江戸幕府が潰れず、そのまま残った明治64年という設定で、年号的には昭和なんでしょうけど、ぶっちゃけ下地は大正の世界観でいいと思ます。

その上に、妙に近代的なテクノロジーが乗っかってるというアンバランス感。この感じが絶妙でしたね。

で、江戸城天守閣があるんですけど、確か江戸城天守閣って明暦の大火で焼失して、以来建てられていないはずなんですけど……。そこを持ってくるあたりがケレン味というか、そういうとこも好きです。

で、ただ江戸城天守閣を描いているわけではありません、このアニメ。天守閣のサイドにシールドのような、防御壁のようなものを設けております。これがねー、めちゃカッコいい!

ただ、こうすることによって物見櫓としての天守閣本来の昨日は完全に半減しています。だって、片側の視界が全く確保されてないんだもんw

でも、めちゃカッコいい! 機能性よりもデザイン性重視です! そういうところがカッコいいんだよなぁ。

で、雰囲気としては、大正浪漫な匂いも若干ありつつ、どこか「峰不二子という女」っぽくもあり、という感じ。

アクション的には、主人公の使う武器が刀なので基本的には剣劇なのですが、明治期ではあるので銃器ももちろん出てきます。

そして、敵は改造人間のようなものなので、そういった異形モノですね。剣劇の異形モノ。こう書くと、なんとなく昭和初期の子供向けヒーローものっぽくも思えてきます。

他には、青い血、という要素もあり、色々とてんこ盛りですね。混ぜすぎじゃないか、とも思いますがw、しかしそれが良い。

あと全体的な、世相的な設定としましては、幕府は日本中から反発を食らっているらしく、その抑圧に躍起になってるという。非常に独裁国家的ですね。

普通はそんな状況だったら、主人公は反政府側にいると思うのですが、この作品では主人公はそんな独裁国家の暗殺部隊に所属しています。だからこそ、この主人公がどうなるのか、どう変わっていくのか、というところがポイントとなってくると思います。

大正浪漫で昭和初期で、それでいてサイバーパンクディストピアなごった煮的世界観。いいですねぇ! 超俺好みw

余談かもしれないんですが、この世界の主な公共交通機関は吊り式のモノレールなんですね。そこがまた良くてね。僕の大好きな帝国少年の世界観に似てて、非常に良いです。

帝国少年はググればいくらでも出てくるので、是非、調べてみてください! ハマる人には多分超ハマる、お勧めの絵師さんでございます。

キャラクター

主人公は雪村咲羽という色白の和装美人。先ずキャラデザが好きですね。昨今流行りの萌え絵とはちょっと違う、少しだけ劇画調も入っている感じがナイスです。

表向きは古書店の店主(この設定も良い)なのですが、その実、幕府の刺客として働いています。という一方で、個人的な復讐も内に秘めている。いいですねぇ。割とステレオタイプと言えば言える設定ですが、そのベタな感じが良いし、何より最近こういうのないですからねぇ。逆に新鮮味があります。

雪村の復讐は自分の生まれ育った烏森という村を何者かによって滅ぼされたんですね。その仇を探して、「鵺」という政府の暗殺機関に入ったのです。

そして、この雪村、その村独特の「青い血」の能力によって、異形へと変身するのです。まぁ、この血であったために村は滅ぼされてしまったのですが。で、その変身シーンなんですけども。

一旦全裸になります。

すごいですねぇ。地上波では体全体が発光してぼやかしているのですが、ネット配信ではバッチリハッキリ描いてました。

この「全裸になって変身」ってのが永井豪チックですよね。で、この時の絵が耽美的でいて、劇画なタッチでもあって、非常にカッコいい!

で、変身した後は、青い炎が全身からゆらめいていて、そのゆらめくタイミングで顔が髑髏になったりします。この、主人公なのにどことなく悪役めいている、異形感がカッコいい。ダークヒーローって感じ。

仮面ライダーも初期はそういうコンセプトだったらしいですね。今ではイケメン俳優養成特撮って感じですけど、元々はライダーってショッカーの改造人間、つまり悪役側だったわけですから。その日陰な感じが哀愁あって良かったんですけどね。

この「擾乱」の主人公、雪村咲羽には、そういった雰囲気が漂っています。

次は月城真琴。雪村の所属する「鵺」という組織にいる、七三分けのお耽美なイケメンです。実はこのイケメン、女なんですね。でも声優は蒼井翔太という男性が声をあてています。

これは攻めてますねー! 普通ならこういう役どころは女性が声をあてるんですけどね。でも、そういった意味では、穿った見方をすると、月城はアンドロギュノスなのかもしれません。

そういえば、月城はことあるごとに「自分の与えられた役割を演じるだけ」と言ってました。その、どこか達観した、諦めにも似た人生観は、自分が多くの人とは違う、自身の性の問題にもあったのかもしれません。

いつもバンドネオンを奏でていて、どこか芸術家気取り。口を開きゃあ気障な台詞を垂れ流す、この人もまたステレオタイプと言えばそうかもしれませんが、結構振り切っているので、むしろ清々しいです。

で、また彼女の独特の美意識に雪村はおろか、「鵺」という組織も振り回されます。結局、月城が何をやりたかったのか、よくわかりませんが、「月城がわからない」という感じは、悪くはありませんでした。

それから、花風エレーナ。雪村、月城、と来て花風です。雪月花が揃いました。金髪青い目の勝ち気な美人で、雪村のことが大嫌いという(^^;; 最初は月城同様、雪村の敵になるのだろう、と思って見ていたのですが、意外にも、最後は雪村とはひねくれつつも深い友情みたいなものが結ばれるのでした。

で、途中ね、このエレーナの出産シーンがありまして。いや、攻めてますね! 深夜とはいえ、地上波のアニメで出産シーンを放映するとはなかなかです。

出産しました、じゃないんですよ。そういう事後報告的なものじゃなくて、実況中継ですよ。もう、ガッツリ出産シーン。エレーナもすごく苦しそうで、雪村も「何か出てきた!」みたいなこと言って。

いやあ、出産シーンがある地上波アニメなんて初めて観ました。

それから、「鵺」のリーダーにして、雪村にちょっと気があるのか?という、渋くてダンディなイケオジ(というには若いか)・葛原仁。

この人が物語の核と言ってもいいですね。というより、裏のストーリーラインとしては、この葛原仁が主役です。ここで描かれる雪村の復讐譚の発端は葛原仁で、葛原のドラマがそのまま雪村のドラマに繋がっていきます。

葛原仁という本当の主役の物語を、雪村咲羽という脇役からの視点で描いた、と言っても過言ではないと思います。

そして最後に中村浅陽。7歳の女の子で、雪村の妹として暮らしています。しかし、この子の両親は雪村に殺されたという…。

なぜ一緒に暮らしているのか、というと、まぁぶっちゃけよくわからない。雪村も、なぜ自分がこの子を殺さずに助けたのかよくわからない。まぁもちろん、裏の設定ではちゃんとあると思います。おそらく、自分の境遇と重ねてしまったのかもしれない。

だけど、浅陽としては雪村のことが好きなんですね。なぜ親を殺した雪村のことが好きなのかというと、どうもこの浅陽、両親には酷い目に遭わされていたみたいなんです。それを思うと、ひょっとしたら本当の両親ではない可能性もあります。

そして実は、この関係性は雪村と葛原の関係とほぼほぼ同じなんですね。まぁ、雪村は実の家族と仲良く幸せに暮らしていたのですが。

物語のラストのラストに、この浅陽が重要な存在となります。多分、続編があるとしたら、間違いなく浅陽が主役です。

そんな感じでですねー、キャラ立ちしたキャラが多かったです。

だから、「キャラクターが魅力的」と言って言えなくもないんだけど、何て言うんでしょう、今ひとつ、こう、パンチが弱い感はあったんですよね、正直言って。

なんでかなー、と思うんですけどね。ちょっとキャラの立ち方がステレオタイプなきらいはあったかもしれません。

ストーリー

「擾乱」は基本的には1クールのアニメだったんですけど、全12話が3パートに分かれています。その感じも、なんかメリハリがついていて良かったと思います。

「愛と悲しみの山河編」

幕府と反体制派組織・クチナワが戦っていて、雪村が幕府の暗殺集団にいて、白い鴉と合体(でいいと思う)することによって異形に変身し、めちゃ強くなる、などなど物語の紹介がされつつ、雪村の目的、そして戦いが描かれていきます。

雪村の目的は、キャラクターの欄でも紹介したように、復讐です。そして、その相手はクチナワのボス・蛇埜目です。

なんですけど、いきなり第四話にして蛇埜目と対決します。もう、いきなり最終回みたいな展開なんですよ。

しかも、雪村のお兄さんは生きてたんですね。でも、蛇埜目の研究のために生き血を抜かれ続けていたという衝撃展開。烏森の血は、人を異形にする力があるみたいなんです。だからその青い血を使って異形を人工的に作り出し、戦力にしようってんですね。

しかもしかも、蛇埜目のために雪村を捕らえたのは月城という、まさかの裏切り。雪村も同じ青い血を持っていますから、蛇埜目にしてみれば良い素材なんですね。まさに鴨がネギ背負ってやってきたようなもんです。蛇埜目も強ぇし。

かと思いきや、月城は雪村を助けもするという、何がやりたいんだお前wという怒涛の展開。その裏切りの裏切りで月城は蛇埜目によって深手を負わされるという自業自得的展開。しかも深手を置いなからまんまと逃げおおせます。

いや、この人、何をやりたいのかさっぱりわかりません。この後も、主人公の敵になったり味方になったりします。結局それが最後まで続きます。

そして、雪村は復讐を果たすのですが、せっかく再開した兄を救うことは叶いませんでした。

ところで、月城が雪村に「大事なのは真実が何かじゃない、どう見えるかだ、自分の目で見えたものを信じろ」というセリフがあったのですが、その感じがなかなか印象に残りました。

普通逆なんですけどね。本当はどうなんだ、っていうのが大事だと思うんですけど、月城はその逆のことを言うんですね。よく言われることですが、実は隠されていると思われていた真実はずっと目の前に晒されていることが往々にしてあります。

よく観察すれば、真実は見えるところにある。そういうことなのかもしれません。

「雪未だ降り止まず編」

さすがに第四話にして最終回的展開だったので、ちょっと物語的には小休止といったところ。

とはいえ、第5話冒頭、つまり「雪未だ降り止まず編」冒頭は雪村が棺に入れられているシーンから始まります。さすがに主人公だから死にゃあしないだろう、とは思ったのですが。しかし、その「さすがに」は「さすがに」ではなかったりするのですが…。

ちなみにこの棺シーンは、浅陽の毒で仮死状態になっていたのです。そしてその毒は、雪村と浅陽が「鵺」の目をごまかして田舎へ逃亡できるように、と月城が渡したものでした。

とはいえ、今度は雪村と浅陽が「磐山県」という田舎の古寺で束の間の幸せを謳歌してたのを、月城がわざわざブチ壊しにやってきます。意味わからないですねー。

しかも、この雪村の逃亡は「鵺」に筒抜けだった模様。葛原も雪村たちを監視していました。そもそもこの古寺の管理人の姉ちゃんが「鵺」の人間だったりします。もう、どこにでも潜んでるな。

月城は雪村と浅陽を田舎に隠しながら、自ら浅陽を殺し、雪村にも斬りかかる。どうもこの人の行動はよくわからない。

ただ多分、月城は雪村の「危うさ」に美を見出したのではないでしょうか。だから、田舎にかくまいながらも、安定に安住して欲しくない。無事でいて欲しいけど、美しくも(危うくも)あって欲しい。芸術家肌で、独特の美意識がある月城ならではの愛情表現だったのでしょう。

そう、多分、雪村のことが好きだったんじゃないですかね。非常に歪んだ愛ですけれども、月城なりの美学、愛情であろうことは、やはりわかるような気はします。

月城は青い血を飲んで異形になり、雪村を追い詰めるのですが、デカい鳥に襲われて絶命します。このデカい鳥は異形となった葛原なのですが、葛原も月城と同じく、雪村を守ろうとしていたんです。

ただ、この時は、異形になったということから、葛原も雪村と同じ烏森の出身なのかと思いました。だから、あれだけ雪村に固執しているのだろうと。まぁ、違いましたが。

あと、月城が雪村に言った「真実は隠せば隠すほど表に出てくる」というセリフがあるのですが、このセリフもいいですね。

真実とは、実は白日の下に晒されている、でもみんなそれに気付かないだけ、とでも言っているようです。

みんな、大抵の人は、真実って、何か秘められたところにあると思うじゃないですか。でも、そうじゃない。目の前に晒されると、こんなところにあるはずない、と却って気付かないのかもしれません。

良いバッターを討ち取るには、案外ど真ん中を投げると打たれない、というのと似てますね。いや、似てませんね。

あとですねー、傷心の雪村と葛原が浜辺の廃屋で会話をするのですが、それぞれに業を背負った二人のやり取りは非常にドラマチックでしたねぇ。なかなかここのシーンは見応えがあって。

最近、なかなかこういうアニメはないですねぇ。それだけに貴重なアニメだったかもしれません。

「維新回天編」

雪村は葛原に、始末人として復帰して欲しい、と頼まれます。でも、浅陽とは、もう人を殺めない、という約束をしてるんですね。つまり、真逆のことを葛原に頼まれるわけです。ここで雪村は悩みます。

で、雪村は一旦故郷の烏森に帰って、気持ちを整理させてから東京へ向かい、結局、葛原の依頼を受けることとなります。

ちなみに、この時の旅に同行したのは古寺の管理人の、「鵺」のねーちゃんです。ここで身の上話をしたり、どことなく雪村と関係性を構築した、かに見えたんですけどねー…。

そして、古本屋に戻った雪村なんですが、月城の台詞を思い出し、「ベニスの商人」の本を開くと、そこに月城の残したメモが…。そこには烏森の村を全滅させた下手人、雪村の本当の復讐の相手は葛原であったことが書かれていました(で、いいと思う)。

ここでも月城です。ホント、一体何をしたいのやら。敵か味方かカーボウイ状態です。わかりにくい味方だったのかもしれません。

そうなんです。復讐の相手は蛇埜目じゃなかったんですね。

そもそも青い血を持つ烏森に対して、将軍は幕府への協力を何度も求めていたんです。でも、その要求を烏森は突っぱね続けてきました。

だから将軍は一転して烏森を滅ぼすよう、葛原に命令していたんです。協力しなければ、逆に強力な能力を持つ烏森は恐怖でしかないんですね(実際、反政府勢力のクチナワは烏森を狙っていました)。

そしてこの葛原、最初は烏森をクチナワから守るよう、将軍から命を受けていたんです。つまり守っていたんですね。それが逆に滅亡させなくてはいけなくなったんだから、まぁ、ひどい話です。

で、その、守っている間、葛原が雪村の母親におにぎりを差し入れてもらうんです。で、食べて、泣くんですね、葛原が。

この泣きのシーン、泣く感情というのは、なんとなくわかる気がします。

人間、施しを受けると泣くし、それにやはりごはんを食べさせてもらうと、何かこうホッとするというか、安堵感というか、そういうのもあると思うんです。

だから、ここで泣くというのは、ごく自然な感じだし、葛原のそれまでの人生を思うとグッときます。ここ、良いシーンでしたね。

このシーンがあるから、後の葛原にグッと感情移入できると思うんです。

結局、蛇埜目の生体実験にされるよりはマシ(後の雪村の兄のことを考えると、そういう面もあったかもしれません)、ということで、烏森を滅ぼしたのは、心ならず、ということだったのです。

なぜ葛原があれほどまでに雪村に固執するのか、よくわかりました。生まれて初めて自分に「人」として接してくれたのが雪村の母親だったんですね。その母親に、生まれて初めて、葛原は愛情を感じたのです。海辺の小屋のシーンで葛原の言った愛する人というのは、雪村の母親だったのです。

だから、雪村に固執し続けたのです。愛する人の娘だったから。最初は雪村に気があるのかと思ってたけど、そうじゃなかったんですね。もう、ほとんど親の気持ちで雪村を見ていたのでしょう。

また、雪村が浅陽を助けたことに、感情的なまでに理解を示したのか、それもわかりました。それは他ならぬ自分と雪村の関係性と同じだからです。

殺してしまった人の子供。しかも、任務でその子の親を殺さなくてはいけなかった。そして、その子供を育てた。同じなんですね。ただ一つ、葛原の場合は殺した親のことを愛していて、その点だけは違うのですが。その分、葛原の方が辛かったでしょう。

それを思うと、葛原の葛藤はいかばかりか。せっかく見つけた人を愛するという感情を意に反して自ら踏みにじらなくてはならず、その愛する人の子供の仇として、その後の人生を送らなければならない。そしてその子供に暗殺者としての技術を教えるという。葛藤しかない人生ですよね。

そういえば、「葛原仁」という名前は「クズを払う」ということで将軍より命名されたものなのですが、葛原の「葛」の字は、葛藤の「葛」の字でもある。

そういう意味も、制作者は込めたのかもしれませんね。

また、この葛原の「人は裏切る。敵も味方も。人の心までは支配できない」という台詞は非常に良い台詞だと思います。なるほどなぁ、と思う。

で、ですねぇ、最終回一つ前で、浅陽が生きてることが判明ました。

何がどうなって助かったのかはわかりませんが、多分、葛原が助けたものと思われます。

最終回を観て

実は第1話の冒頭、海辺での決闘シーンから始まるんですね。雪村が全裸になって異形に変身して、もう一人の異形と剣を交える、という。

何かこう、日本画を思わせるようなタッチで描かれたその戦いが(決着までは描かず)、すごくカッコ良くて。それで、「あぁ、これは観た方がいいな」と確信に至ったのです。

で、その第1話冒頭のカッコいいシーンの相手は葛原だったんですね。このアニメを見ていて、途中までは、あの時の相手は将軍なのだろうか、と思っていたんですが、違いました。

結論から言うと、基本的には良い最終回だったようにも思います。ですが、最後の方はあっけなかった気がしますねー。

クライマックスで単身江戸城に乗り込んだ葛原がラスボスの慶喜を見て「こんな老人か」と拍子抜けするシーンがあるんですけど、見た目だけで決めつけていいものかとも思います。

まぁ、確かにラスボスは強力だった方が盛り上がったと思います。実は将軍が最強の異形で、ラストは葛原と雪村が共闘してこれを倒す、って方が胸熱だったと思うし、何より慶喜が最強の異形だったら、それはもう胸熱だったと思います。老いて尚最強というのもいいし(「バック・アロウ」のゼツ・ダイダンみたいに)、異形の将軍が日本を支配していた、というの燃える。

それに、やっぱりラスボスは主人公が倒さなきゃいけないと思います。この作品だったら雪村ですね。だって、烏森を滅ぼせ、って命を出したのは将軍なんですから。その復讐の大元である将軍を倒すことによって、復讐譚は完成すると思うんですよね。

逆に言うと、今言った意味では葛原がラスボスを討ち果たしたことは、この物語の本当の主役は葛原だった、という証かもしれません。

でも、体面上はこの物語の主役は雪村なわけですから、やはり共闘で倒す、というのが最も美しい形かと思うのですが、どうでしょう?

更にその主人公の雪村は、以前故郷に帰るときに同行した古寺の管理人にして「鵺」の処刑人のねーちゃんに殺されてしまうんですね。

しかもこの殺したねーちゃん、雪村との戦いに一回負けたんですけど、情けをかけられて生かされてるんですよ。浅陽とかわした人を殺さないという約束で、雪村が助けたんですね。

まぁ、情けをかけた殺し屋に殺されてしまう、というのは、さもありなんという感じで、ひょっとしたらこの作品には合っていたのかもしれないけど、やっぱり腑に落ちなかったですね。

頑なにハッピーエンドを回避したようにしか見えないし、主人公の死という扇情的なラストという、物語のための死、という印象もありました。つまり、必然性がなかったんですね。

雪村の人生はあれだけ悲惨だったので、最後はハッピーエンドでも悪くないと思
うし、成立したと思うんですよねぇ。

何より、彼女の死で、葛原がなんのために一人ラスボス戦に挑み、死んでいったのか、意味がなくなってしまいます。多分、雪村には生きていって欲しかったからじゃないですかね。

また浅陽の、もう人殺しはしなくていい、と言われて殺さなかった相手に殺されたら、これもまた何のための浅陽の言葉だったのかわからない。

ついでに言ってしまうと、古寺のねーちゃんと雪村では、ある程度関係性が築かれたと思われたのに、この暗殺でそれもまた無駄になってしまった。

更には、雪村の死により、雪村が浅陽に願った、自分のような人生を送って欲しくない、という願いも、数年後の後日譚ではどうやら覆された感じでしょう(浅陽は雪村そっくりになっていた)。

つまり、最終回のほとんどの事象が理屈に合わない、というか、扇情的なクライマックスにしたいという、必然性のない「物語のための物語」になってしまっていたように思うんです。

逆に、今言った風に綺麗にまとめたくないから、ということだったのかもしれないですけどね。

まぁ、そんな感じで最後の最後に不満はあったものの、全体を通して見るとやっぱり俺好みで面白かったし、なかなか攻めてたし、何より人の業というか、そういうものを描こうという、そういう姿勢が感じられた、深いドラマがあったように思います。

見たままを見る

あとちょっと思ったのは、見たままを見て、そこから感じるという、ことですねー。

月城って、再三雪村に対して「見たままを見ろ」みたいなことを言ってました。

言われてみれば、雪村は見たままを見ていなかったんですね。

例えば、浅陽はわかりやすく雪村に対して愛情表現をしていました。しかし、雪村は「あの子は自分を恨んでいる」と、そんな浅陽の見たままの態度を信じないんです。

その後浅陽を信じることができはしたんですけど、随分遠回りをしてしまった印象です。

よくよく考えたら、我々も、つい懐疑的になってしまいますよね、日常生きていて。あの人、あんなこと言ってたけどホントかな、とか。

でも、案外、自分も含めて、人って大して考えていないんだと思います。だとしたら、表に現れている感情が、そのままその人の本音であることの方が圧倒的に多いんじゃないでしょうか。

あの人、自分に対してやたら好意的だけど、ホントは裏があるんじゃないかな、なんて思わない。

素直に相手の態度を信じてみましょう。

それで思いっきり騙されちゃったりしてw

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第28回電撃小説大賞は一次は通過、でも二次は…(聞かないでください)

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昨日ですね、電撃小説大賞の二次、三次選考通過者発表がありまして。

落ちてまして。

いやー、残念。

評価書をいただける

ま、残念なんですけどね、去年に続いて一次を通過したというのは自分の中では一つ、まぁ、達成感というとアレですけど(どれ?)、まぁ前向きには捉えられることではあるのかな、と、思います。

一次通過すると選評がもらえますからね。これが結構デカい。

やはりプロの、(多分)編集の人にご意見を伺える、ってのはなかなかないチャンスですからね。友人にそういうところで働いている人がいれば、ひょっとしたら見てもらえるかもしれないですけど、なかなか都合良くそういう友人はいないもので。

去年は初めて評価書をいただきまして。非常に参考……には、あんまりならなかったかなw ただ自信にはなりました。

というのも、割と誉めていくスタイルなんですよね、電撃の評価書って。

僕も割と誉められまして。悪い気はしなかったですね。そういった意味では自信にもなりましたし。

でも、「これ直してまた応募するぞ!」と思っていたので、それは叶わず。

こここうした方がいい、ってのは、あんまなかったですね。

ただ、「ここは良いぞ!」と書いていただけたので、そこはすごく自信と、あとやる気にさせてもらえました。そこはホントに感謝しています。

まぁ、これは各社、各賞で違うんでしょうけど。

GAとオーバーラップで評価シートいただいた時は、結構「こうした方がいい」的なことは書いてありましたね。あ、あとノベル大賞も。

ただ、ノベル大賞は2回ほど評価書いただいたんですけど、人によって熱量が相当に違う印象が…。

まぁ、いただけるだけでありがたいんですけどね。

そんな感じで、まぁなんとか一次は通過することができたので、評価書を楽しみに待っています。

前回は短編、今回は長編が一次通過

今回は、小説部門は4,411作品が応募されまして、一次を通過したのは489作品、となっております。ちょっと多めなのかな、今年は。全体の一割を割と大きく越える数の作品が通過してますからね。

僕は今年も長編、短編を各一本ずつ応募しました。

去年は短編が通過したのですが、今年は長編の方が通過しました。

去年、短編が一次を通過した時の評価書では、長編も応募してね、みたいなことを書いていただきまして、今回その通り長編を一次で通過しました!

まぁ、ただそれは嬉しいのですが、長編は随分以前に書いたものをちょっと修正したものだったんですよね(^^;;

一方、短編の方はこの電撃小説大賞のために一所懸命書いた新作であります。

でも、短編、一次も通らなかった(泣)

これはちょっと悔しかったですねー。

逆ならまだ、なるほど、と思えたとも思うのですが。

二次通過の壁、そのまた上の壁

ただまぁ、贅沢は言ってられません。応募した二本のうち一本が一次を通ったのは素直に嬉しいです。

結構、一次すら通らなかった時期が長かったですからね、僕は。

だから、一次通るだけでもやっぱり嬉しいですね、やっぱり。

よくよく考えたら、一口に一次と言っても、そこで落ちる作品は(そのうちの一本が俺のなんですけど)通過する作品よりもはるかに多いわけで。

今回で言うと、僕の後ろには3,922作品あるわけです。ただ一方、二次を通過したのは179作品なので、前にはそれだけの数の作品あるわけです。

二次で落とされたのは310作品。三次へ進めたのは一次通過者の三分の一ちょっと。

最初の一割はなんとか突破できたけど、次の三分の一の壁が非常にブ厚い。

それに更にその上となると…ウーム。

いやあ、なかなか…。

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羽海野チカがキャラデザ!FGO新実装オベロンをご召還!!

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マジかあー!

ビビッた。いやマジビビッた。

何にビビッたって、オベロンがいきなり来たことに!

どうもこんばんわ。ロドリゲスです。

いやー、びっくりしました。来るもんですねー、来るときには。

何のことかわからないでしょう。FGOの話です。

FGOでですね、PUで今回オベロンという新キャラが登場しまして。もちろん、星5です。

もう、いきなり、召還できてしまったことに驚いてしまったわけです。

ようこそ、我がカルデアへ!

 

オベロン、ご召還!

と言ってもですねー、前回のコヤンスカヤ同様、全然全くわからない、未知のキャラクターが突然登場したわけなのですが。

ええ、1.5部勢ですからね。しかも新宿の途中。まだモリアーティが真名だとはわかっていません。(イベントなどで壮大にネタバレ食らってました。いやネタバレ食らってたこと気付いたのは相当後でした)

だもんで、2回連続PUで見知らぬキャラクターが登場し、ツイッターでまたしても話題になり、オベロン大王様(でいいと思う)は現在(8月11日22時台)トレンド第一位です。

そして今回もまた、ツイッターTLで知ったのですが、このオベロン大王、なんとキャラデザが、あの、羽海野チカ大先生だと言うじゃありませんかっ!

マジかあー!

これわ絶対に我がカルデアに来ていただきたい。

というわけで、その情報を仕入れ次第、早速FGOを開きましたよ。メンテがあったのでアプデもしてから、即召還へGO!

先ずは軽くジャブということで呼符で一回チャレンジ。当然の如くオベロンではありませんでした。ついさっきのことなのに、何を引いたのかは忘れてしまいました。鯖ではあったと思います(←)。

そして、11連。いよいよブン回します。

よーし、来てくれよー。頼むぜ! というわけで回したその一発目!

そのカードはビカビカと金色の粒子を撒き散らすじゃありませんか! こ、これは…、まさか…!

そして、一旦アプリを閉じ、例によって記念録画ボタンをポチッとな。

そしてカードはブンブンと回転します。もう、ほぼほぼ星5であることはわかっているのですが、まだオベロンと決まったわけではありません。

回り続けるそのカード、いよいよその裏面(でいいと思う)が紋様が露わになったのですが、そこには見たこともない紋様がはっ!

今回のオベロンは今までにない新クラスということは友人のツイッターで知っていたので、これわぁ!と、確信に至ったのです。なんでも、「プリテンダー」というらしいですね。

そして、ふわーん、と下から上へその御姿が顕わになります。

来た! 来た来た来た!

オベロン大王、ご召還!

ようこそ、我がカルデアへ。

キャラデザは、あの羽海野チカ

早速、霊基一覧に行き、オベロンのプロフィールを見るとイラストレーションの欄に羽海野チカ先生の御名が!

羽海野チカと言えば、大ヒット漫画が多数ありますが、僕個人としては「東のエデン」ですね。このアニメが大好きだったんですよ。そのキャラデザを担当なされてて。

漫画は読んだことなかったんですが、その前から絵が好きで。

だから、今回、召還できて、本当に嬉しい!

しかし、羽海野チカですよ! いやー、すげーなー、FGO。もうホント、すっかりビッグゲームですね。

エロゲからスタートしたのに。

ようこそ妖精騎士トリスタン! ようこそペンテシレイア!

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そして、謂わば先頭打者ホームランを放ったわけですが、まだ続きました。

何回かガチャが回った後、またキラキラと普段とは違う光の粒子を撒き散らすカードが登場しました!

これはなんぞや?!と思うと、なんと、妖精騎士トリスタン!

このサーヴァントも確率アップになっていました。

このキャラも多分、第二部六章に出てくるキャラですよね。だからまぁ、まだよくわかっていないのですが(^^;; それでも、嬉しい! 存分に!

しかも! まだ終わらない!

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更に更に、光の粒子がキラキラと…。次はなんだ?!とド肝を抜かれながら回転するカードを待つと、今度はエルドラドのバーサーカー

これは見たことあるし、イベントにも出てきた!

こうして、星5が1基、星4が2基という高レア鯖が合計3基という、なかなかにして大収穫なガチャブン回しでした。

しかも、攻略サイトで調べてみたら、3基ともかなりの高評価!

いやあ、来る時はホント来ますね、ガチャ。

でも、来ない時はホント来ない。いつまでも…。

いやー、ホント、「星5は都市伝説」の時代は長かった…。

無課金勢だから辛いですよ。

というわけで、今回のガチャで早くストーリー進めたくなりました!

先ずは第1.5部、新宿! 待ってろ、モリアーティ!(←正体知ってる)

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rodriguez.hatenablog.com

フリート駆け込みで多重録画アプリAcappellaを使ってみた!!

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昨日、っつーか、今日の朝起きたら終わっていましたねー、フリート。

ツイッター鳴り物入りでインスタのモノマネして(笑)導入した機能ですが、どうも思ったよりかは振るわなかったようで、早々に機能削除となりました。

とはいえ、フォロワーさんとか結構使ってましたけどね。もちろん見てたし。

まぁ、そこそこ需要はあったものの、ツイッター社の思惑ほどには使ってくれなかった、ってところだったのかな?

でもまぁ、僕はやっぱり使ってなかったのですが…(^^;; 全然貢献せず。すみませんね、どうも、ツイッター社さん…。

フリート使ってみた

とはいえ、終わるとなると寂しいもので、使ってみたくなるのが人情というもので(←)、7月も末に使ってみました(遅い)。

というのも、以前このブログでも紹介したんですけど、ウチにカブトムシが飛来したんですね。で、色々記念撮影とかして、このブログにも載っけたんですけど、ツイッターにも載せまして。

rodriguez.hatenablog.com
で、どうせフリートも終わるんだから記念に(どういう記念だ)使ってやるかと(偉そう)、いうことでフリートにもカブトムシの写真を載せたんですね。2枚ほど。

そしたらこれが、結構使い勝手が良く、色々とメッセも書き込めるし、なかなか面白い。24時間限定で公開っていう一時的な即時性も良い。

それに、誰が見てくれたかもわかる。これ結構良かったですね。あー、この人全然音信不通だけど、見てはくれているんだな、ってわかって嬉しいし、こっちとしても「見てますよー」っていう意志表示にも使えていたという。

ほら、ツイッターで、フォロワーさんとかいても見てくれているかどうかわかんないじゃないですか。でも、フリートだと誰が見たかちゃんとわかるので、それが結構便利だし、嬉しい。

これ、もっと使ってりゃ良かったなぁ。

Acapellaで多重録画やってみた

で、フリートも遂に残り一日となってしまった日。みんな結構駆け込みで使いだしました。ツイッター社からすれば今更感半端ないですけどねw

まぁ、僕もせっかくだから使ってみようと思いまして。と言って、載せるものもない。

仕方がないので、ちょっと前にインストールしたAcapellaという多重録音ならぬ多重録画アプリで録画した僕の下手くそなピアノ演奏を載せることにしました。

話ちょっと変わるけど、このAcapella、なかなかお手軽だし、遊べる!

使い方的には昔のMTRって感じで、一人で多重録音して曲作ったりコピーしたりできる、ってものなんですけど、スマホの録画機能でそれができるっていうお手軽さがナイスです。

しかも、MTRはもちろん音だけなんだけど、こちらは動画も録れてしまうという。やはり絵が入ってると楽しさが違いますね。

で、僕は昔買った坂本龍一のピアノ楽譜集にあった「Thousand Knives」って曲が連弾なので、それを上のパートと伴奏と二回録画して多重録画してみました。

azzurri.hatenablog.com
そしたら、楽しい!

それまでは、練習してても、どっちか一方のパートしか弾けない。ってことは一方しか聞けない、ってことだから練習してても「何だかなぁ」って感じだったんだけど、これだと曲本来の形が聴ける。しかも自分の演奏で。

これは上がった!

めちゃめちゃ嬉しかったし、面白かったですね(下手だったけど)。

フリートは実は便利だった

で、それ録画したやつがiPhoneのカメラロールにあったので、これをフリートに載せました(唐突に話を戻してみました)。

そしてらですねー、フリートのもう一つのナイス機能に気付きました。

それまで、つぶやきでは画像なら一度に4枚貼れましたが、動画は一つだけなんですよね。

でも、フリートなら続けて動画を何回も投稿できる。これは結構便利!

それに、動画にもメッセを書き込める。これも便利!

いやー、フリートって便利ですね。

昨日の夜のうちに終わってたけど。